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J-GLOBAL ID：201802230817792707   整理番号：18A2107145

フェムト秒時間スケールでの光学特性の変調を誘起する物質中のイオン化光子相互作用:TOF-PETのタイミングを改善するための新しい方向【JST・京大機械翻訳】

Ionizing photon interactions in a material induce modulation of its optical properties at a femtosecond time scale: A new direction to improve timing for ToF-PET

著者 (3件)： Tao Li ,  Coffee Ryan ,  Levin Craig S.
資料名： IEEE Conference Proceedings  (IEEE Conference Proceedings)
巻： 2017  号： NSS/MIC  ページ： 1-3  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2441A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,自由電子レーザ(XFELs)における超高速X線科学の新生分野からの洞察を行い,イオン化放射光子誘起屈折率変調過程の超高速性質を証明した。これは飛行時間型陽電子放出トモグラフィー(TOF-PET)システムに対する同時時間分解能(CTR)を大幅に改善した消滅光子検出に利用できる可能性がある。SLAC国立加速器研究所におけるライナックコヒーレント光源(LCLS)において,0.5~10keVの間の光子エネルギーをもつX線パルスの到着時間を,光読取場を用いて10fsの時間分解能で検出した。本研究では,イットリウムアルミニウムガーネット(YAG),ルテチウム-イットリウム・オキシオルソシリケート(LYSO)およびビスマス・シリコン酸化物(BSO)結晶試料におけるイオン化電荷誘起屈折率変調過程を観測するために,スペクトル符号化タイミング情報と同様の干渉法を用いた。LCLSから50fsの長さの超高速X線パルスを用いることにより,電離放射光子により誘起された屈折率変調が全ての結晶試料に対して50fsの時間スケール内で実際に起こることを証明した。このことは,PET CTRを劇的に改善するために,干渉検出法を採用し,消滅光子検出のための屈折率変調の機構を用いる可能性を示している。提案した方法は読取機構として光シンチレーションに依存しないので,非シンチレーションと非伝統的検出材料を調べることはない。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シンチレーション ,  コヒーレント光 ,  *光学的性質 ,  *イオン化 ,  シンクロトロン放射 ,  屈折率 ,  *光子 ,  X線 ,  時間分解能 ,  電荷 ,  *フェムト秒 ,  干渉 ,  *相互作用 ,  線形加速器
準シソーラス用語： 超高速 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (11件)： フェムト秒 ,  時間スケール ,  光学特性 ,  変調 ,  誘起 ,  物質 ,  イオン化 ,  光子 ,  相互作用 ,  TOF ,  PET