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J-GLOBAL ID:201802230886439086   整理番号:18A0827607

イチゴ種子繁殖型品種 ‘よつぼし’ の夏秋どり栽培における育苗条件と長日処理が花房数と収量に及ぼす影響

Effect of Nursery Conditions and Long-day Treatment on Flowering and Yield of the F1-hybrid Strawberry of Seed Propagation Type ‘Yotsuboshi’ in Summer-to-autumn Production
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 41-47(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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イチゴ種子繁殖型品種‘よつぼし’を北東北で夏秋どりに適用するため,4月下旬定植・無加温栽培を行って播種日,播種時のセルトレイの大きさ,および花成促進目的の長日処理について検討した.播種時期について,1月27日播種は5月中旬頃に頂花房が分化し,1か月おきの長日処理(24時間日長,2週間)時期に応じて累積花房数が無処理より増加したが,8月処理による花成促進効果が現れる時期は想定する作型には遅いと考えられた.2月27日播種苗は5月の長日処理にはほとんど感応せず,幼若性が推察された.6月, 7月処理で累積花房数が増加したが,収益性を考慮すると播種時期は1月中が適すると思われた.次に,セルトレイの大きさと9月以降の増収を目的とする長日処理の影響を調査するため,1月13日にセルトレイ200穴および406穴に播種し,6月, 7月, 6月 + 7月に長日処理(24時間日長,2週間)を行った.セルトレイによる定植時生育,頂花房分化時期,同じ長日処理間の花房数や収量性にはほとんど差がなかった.6月処理で9月に,7月および6月 + 7月処理で10, 11月に無処理に対して増収効果が確認されたが,長日処理の適正な時期・回数については今後さらなる検討が必要と思われた.(著者抄録)
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引用文献 (11件):
  • イチゴ種子繁殖型品種研究コンソーシアム.2015.種子繁殖型イチゴ品種「よつぼし」栽培マニュアル(平成27年度版).
  • 井口 工・牛田 均・森 利樹・北村八祥・小堀純奈・今村 仁・鶴山浄真・西田美沙子・前田ふみ・濱野 惠・木村文彦.2016.イチゴ種子繁殖製品種‘よつぼし’の長日処理による花成誘導.香川農試研報.66: 27-35.
  • 木村文彦・福川英司.2015.種子繁殖型イチゴ‘よつぼし’の北海道における夏秋どり栽培の可能性.(第1報)既存種子繁殖型品種との特性比較.北海道園芸研究談話会報.48: 100-101.
  • 木村文彦・濱野 惠・福川英司.2015.育苗方法および長日処理が夏秋どり作型におけるイチゴ種子繁殖型品種‘よつぼし’の頂花房出蕾と収量に及ぼす影響.園学研.14(別1): 157.
  • 木村文彦・山田雅之・柳田大介・黒島 学・鳥越昌隆.2017.種子繁殖型イチゴ‘よつぼし’の北海道における夏秋どり栽培の可能性.(第2報)収量確保に向けた育苗方法および長日処理の検討.北海道園芸研究談話会報.50: 36-37.
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