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J-GLOBAL ID：201802230976694460   整理番号：18A1995813

X線自由電子レーザー施設SACLAの概要

著者 (1件)： 登野健介 (高輝度光科学研究セ)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 47  号： 10  ページ： 400-406  発行年： 2018年10月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・日本のX線自由電子レーザー(XFEL)施設であるSACLAでは,1本(BL1)が軟X線ビームライン,2本(BL2,BL3)が硬X線ビームラインとして稼働。
・本総合報告では,XFEL発生原理とSACLAの光の特徴を解説し,代表的な利用法と実験装置を紹介。
・XFELの発生の特微を述べ,XFEL利用研究のためのビームライン実験装置や共用実験装置を解説。
・代表的な測定法として,連続フェムト秒結晶構造解析法を説明し,時間分解結晶構造解析などの先進的な実験においても活用されていることを指摘。
・研究成果の拡大を目指して施設の高度化が行われて,XFELの単色性を高めるシーディング技術や,高出カレーザーとの同時利用システムの供用法なども開発。

シソーラス用語： *X線自由電子レーザ ,  *放射光施設 ,  レーザ分光法 ,  ビームライン ,  *X線構造解析 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  フェムト秒 ,  実験装置 ,  結晶構造解析 ,  業績評価 ,  構造解析法 ,  硬X線 ,  軟X線
準シソーラス用語： *SACLA【レーザ】 ,  *X線結晶構造解析 ,  研究成果

分類 (1件)： その他のレーザ  (BD04090H)

引用文献 (49件)：

• H. Winick (ed) : Synchrotron Radiation Research (Springer, Berlin, 1980).
• J. P. Blewett: J. Synchrotron Radiat., 5 (1998) 135-139.
• K. Kohra and T. Sasaki: Nucl. Instrum. Methods Phys. Res., 208 (1983) 23-30.
• D. Attwood, K Halbach and K. J. Kim: Science, 228 (1985) 1265-1272.
• H. Kitamura et al.: Nucl. Instrum. Methods Phys. Res., Sect. A, 467-468 (2001) 110-113.

タイトルに関連する用語 (4件)： X線自由電子レーザー ,  施設 ,  SACLA ,  概要