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J-GLOBAL ID:201802231013725238   整理番号:18A1423990

組織工学人工靭帯の開発:エラスチン-コラーゲンと靭帯細胞複合体人工靭帯による損傷ウサギ内側側副靭帯の再建【JST・京大機械翻訳】

Development of a Tissue-Engineered Artificial Ligament: Reconstruction of Injured Rabbit Medial Collateral Ligament With Elastin-Collagen and Ligament Cell Composite Artificial Ligament
著者 (13件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 736-745  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0175A  ISSN: 0160-564X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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組織工学人工靭帯(TEAL)を用いた靭帯再建は,スクリューやエンドボタンのような固定装置が使用されないような靭帯骨接合部の再生を必要とする。本研究の目的は,エラスチンで被覆されたエラスチン被覆ポリジオキサノン(PDS)縫合と靭帯細胞で前処理されたコラーゲン線維から成るTEALを開発することであった。パイロット研究において,2.5mm(幅)の骨挿入を有するリング型PDS縫合を,エラスチン被覆(Elacコートと非コート)の有り/無しで構築し,結合強度に及ぼすエラスチンの影響にアクセスするために,ウサギ脛骨(各6例)において直径2.4mmの2つの骨トンネルに移植した。移植後6週目にけい骨と一緒に採取したPDS標本は,骨トンネル周辺の骨様硬組織の成長を示し,Elatコート群におけるトンネルの狭小化を伴い,非コート群においてはそうではなかった。Elatコート群の引き出し負荷は,非コート群(7.6±4.6N,n=5)のそれより有意に高かった(28.0±15.1N,n=4)。これらのデータは細胞外マトリックス形成を通してTEALの機械的バルク特性を改善することができる。このTEALモデルを達成するために,4.5×10~6靭帯細胞をエラスチンおよびコラーゲン線維(2.5cm×80μm)上に,直径2.5mmのボール形末端を有するエラスチン被覆PDSコア縫合の周りのコイル形成の前に播種した。直径2.4mm(各6例)の骨トンネルを通して,細胞播種および無細胞骨を大腿骨および脛骨に移植した。6週間後にはTEALの発生はなかった。細胞播種群で観察されたPDSの著しい分解に関わらず,細胞播種群の弾性係数と破壊負荷は偽手術群(n=8)のそれらと同程度であった(弾性係数:15.4±1.3MPaと18.5±21.8N,破壊荷重:5.7±3.6MPa,破壊荷重:48.1±11.3N)。これらのデータはエラスチンがTEALと骨の結合強度を増加させることを示唆する。さらに,エラスチン,コラーゲンおよび靭帯細胞から新たに開発されたTEALは,PDSが分解されてもTEALの強度を維持した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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運動器系の基礎医学  ,  医用素材 
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