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J-GLOBAL ID：201802231018550711   整理番号：18A0458691

ロボットシステムによる持続可能な社会の実現

Toward Sustainable Society through Robot Systems

著者 (1件)： 橋本秀紀 (中央大学理工学部電気電子情報通信工学科)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 36  号： 1  ページ： 13-18(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,エネルギー・資源の供給といった大きな問題ではなく,日常生活における持続可能な社会,すなわち生活上での利便性や生活を維持するための支援の持続といった領域でのロボットシステムの活用およびその課題を解説。
・根底を流れる考え方に着目し,持続可能な社会とロボット(将来の世代と現在の世代の両方の要求を同時に満たせるロボットシステム)と生命的な機能(メタポリズムが社会持続性を担保),およびロボットの位置づけ(ヒューマニズムとナチュラリズム)を説明。
・生きのびるロボットシステム(人,ロボット,両方)として,人が生きのびる(人から必要とされる),ロボットが生きのびる(コミュニティに組み込まれる),そして真の共生を解説。
・最後に,持続可能な社会の実現のため,進めている移動ロボットとワイヤレス電力伝送を用いた電力管理に関する研究を紹介。

シソーラス用語： *ロボット ,  *システム ,  *持続可能な開発 ,  ハードウェア ,  ソフトウェア ,  *代謝 ,  寿命延長 ,  コミュニティ ,  共生 ,  分散協調処理 ,  移動ロボット ,  無線電力伝送 ,  人工知能
準シソーラス用語： エネルギー貯蔵システム ,  ヒューマニズム ,  *メタボリズム ,  ワイヤレス電力伝送 ,  空間知能化 ,  *持続可能性 ,  生命的機能

著者キーワード (5件)： Sustainability ,  Robot ,  Naturalism ,  Intelligent Space ,  Wireless Power Transmission

分類 (2件)： ロボット工学一般  (IC04011S) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (12件)：

• [1] 吉川弘之:“人工物観を創るロボット”,日本ロボット学会誌,vol.25, no.1, pp.2–9, 2007.
• [2] 大高正人,川添登編:メタボリズムとメタボリストたち.美術出版社,2005.
• [3] ホイジンガ(高橋英夫訳):ホモ・ルーデンス.中公文庫,1973.
• [4] 橋本,渡辺:空間知能化のデザイン.NTT出版,2004.
• [5] S. Nakamura, S. Hashimoto and H. Hashimoto: “Preliminary Development of an Energy Logistics as a New Wireless Power Transmission Method,” IECON 2013, pp.7843–7848, 2013.

タイトルに関連する用語 (2件)： ロボットシステム ,  持続可能な社会