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J-GLOBAL ID：201802231021643874   整理番号：18A1642827

炭素繊維複合材料と異種材料との接着性に関する検討

著者 (1件)： 大北一也 (香川県産業技術セ)
資料名： 香川県産業技術センター研究報告
号： 18  ページ： 16-19  発行年： 2018年06月 
JST資料番号： L2424A  ISSN： 1346-5236  CODEN： KHKSAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維複合材料を使用した製品開発では,複合材料と金属などの異種材料を接着して接合する方法が考えられ,その場合接着には高い信頼性が求められる。そこで炭素繊維複合材料と異種材料との接着性について検討するため,接着剤の種類及び接着面の処理方法を変えて引張せん断接着強さを評価した。その結果 木材とCFRPとの接着では,常温硬化型エポキシ系接着剤とシアノアクリレート系接着剤が高い接着力を示した。ステンレスとCFRTPとの接着においては,高温硬化型エポキシ系接着剤が高い接着力を示した。ステンレスとCFRTPとの接着において,被着材の表面にサンドブラスト処理を行い,試験体の接着強さを向上させる試みを行ったが,有意な結果は得られなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 脂肪族ニトリル ,  瞬間接着剤 ,  繊維強化熱可塑性プラスチック ,  付着力 ,  合成樹脂接着剤 ,  ブラスト洗浄 ,  *炭素繊維強化プラスチック ,  エポキシ樹脂 ,  接着強さ ,  剪断強さ ,  *異種材料接合 ,  *接着 ,  表面処理 ,  材料 ,  物 ,  ナイロン6 ,  ブナ材 ,  オーステナイト系ステンレス鋼
準シソーラス用語： シアノアクリレート系接着剤 ,  CFRTP ,  接着力 ,  サンドブラスティング ,  CFRP ,  引張剪断強さ ,  被着材 ,  SUS304

分類 (1件)： 機械加工,仕上げ一般  (YH04111G)

引用文献 (5件)：

• 大北一也,山下雅弘,熱田俊文,竹中慎:炭素繊維複合材料事業化支援事業,香川県産業技術センター研究報告,No.17,pp.7-9(2017).
• 森林総合研究所監修:木材工業ハンドブック,改訂4版,丸善 p.192(2017)
• JIS R 3257基板ガラス表面のぬれ性試験方法 2.定義a) 接触角,日本規格協会(1999).
• 山口正三郎監修:技術シリーズ 接着,朝倉書店,p.2(1986).
• 福村勉郎:接着・粘着の事典,朝倉書店,p.212(1986).

タイトルに関連する用語 (4件)： 炭素繊維 ,  複合材料 ,  異種材料 ,  接着性