文献

J-GLOBAL ID：201802231049893632   整理番号：18A1877256

アルカリ活性化固体廃棄物焼却フライアッシュおよびパイロフィライトベース系のCs種のその場分析

In situ analysis of Cs species in an alkali-activated solid waste incineration fly ash and pyrophyllite-based system

著者 (2件)： SHIOTA Kenji (Kyoto Univ.) ,  TAKAOKA Masaki (Kyoto Univ.)
資料名： SPring-8/SACLA Research Frontiers  (SPring-8/SACLA Research Frontiers)
巻： 2017  ページ： 78-79  発行年： 2018年08月 
JST資料番号： L8353A  ISSN： 2433-5126  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・ジオポリマーやゼオライトなどのアルカリ性条件下でアルミノケイ酸塩から合成されたアルカリ活性化材料(AAM)は,様々な廃棄物の処理における凝固剤として注目。
・放射性核種汚染の固体廃棄物焼却フライアッシュ(SWIFA)中の放射性セシウムは廃棄物の熱処理からの残渣であり,通常のポルトランドセメントを用いた固化では安定化が不可能。
・アルカリ活性化SWIFAおよびパイロフィライトベース系におけるCs種に焦点を当て,その場X線吸収微細構造分析を実施することにより,Cs種の化学的動態を検討。
・その場X線吸収微細構造分析は,SPring-8 BL01B1で実施。
・アルカリ活性化SWIFAおよびパイロフィライトベース系でのCsの安定化とポルサイトの形成の定量的関係を明確化。

シソーラス用語： その場観察 ,  セシウム ,  *パイロフィライト ,  *フライアッシュ ,  塩基 ,  活性化 ,  固形廃棄物 ,  焼却 ,  化学組成 ,  化学分析 ,  *セシウム化合物 ,  放射光施設
準シソーラス用語： SPring-8 ,  成分分析

分類 (3件)： 化学分析一般  (CC07010Q) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  加速器一般及び理論  (BE02010M)

引用文献 (5件)：

• J.L. Provis and S.A. Bernal: Ann. Rev. Mater. Res. 44 (2014) 299.
• K. Shiota et al.: Chemosphere 187 (2017) 188.
• K. Shiota, T. Nakamura, M. Takaoka, K. Nitta, K. Oshita, T. Fujimori, T. Ina: Spectrochim. Acta Part B 131 (2017) 32.
• H. Rahier et al.: J. Mater. Sci. 42 (2007) 2982.
• S.M. Holmes et al.: J. Chem. Soc., Faraday Trans. 94 (1998) 2025.

タイトルに関連する用語 (7件)： アルカリ ,  活性化 ,  固体廃棄物 ,  焼却 ,  フライアッシュ ,  パイロフィライト ,  Cs