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J-GLOBAL ID:201802231120984121   整理番号:18A0974545

軟部組織肉腫患者における活性化血小板由来微小小胞のレベルは静脈血栓塞栓症のリスク増加と相関する【JST・京大機械翻訳】

Levels of activated platelet-derived microvesicles in patients with soft tissue sarcoma correlate with an increased risk of venous thromboembolism
著者 (14件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 527  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】微小小胞は,起源の細胞から特異的抗原を発現する小小胞である。高レベルの微小小胞は,凝固障害および異なるタイプの悪性腫瘍と関連することが示されている。本研究は,軟部組織肉腫患者における静脈血栓塞栓症(VTE)の陽性履歴と異なる微小小胞亜母集団の可能な相関を評価することを目的とした。【方法】アネキシンV陽性微小小胞,白血球(CD45陽性),血小板(CD61陽性),活性化血小板(CD62P-,CD63陽性),内皮由来(CD62E陽性)および組織因子(CD142陽性)微小小胞を,蛍光活性化細胞選別(FACS)を用いて軟部組織肉腫(n=39)および健常対照(n=17)の末梢血において同定した。【結果】アネキシンV陽性微小小胞の総量および内皮由来(CD62E陽性)微小小胞のレベルは,腫瘍切除後に有意に減少することが示された(それぞれn=18,p=0.0395およびp=0.0109)。さらに,アネキシンV陽性微小小胞および白血球(CD45陽性)および内皮由来(CD62E陽性)微小小胞の総量は,グレード3(G3)軟部組織肉腫(n=9)患者において健常対照者(それぞれp=0.0304,p=0.0254およびp=0.0357)と比較して有意に高かった。さらに,G3軟部組織肉腫(n=9)患者は,グレード2(G2)軟部組織肉腫(n=8)患者と比較して,高レベルのアネキシンV陽性および内皮由来(CD62E陽性)微小小胞を示した(p=0.0483およびp=0.0045)。グレード1(G1)軟部組織肉腫(n=3)患者は,G3軟部組織肉腫患者(n=9)よりも有意に低いレベルの血小板(CD61陽性)微小小胞を示した(p=0.0150)。VTE(n=11)の陽性歴を有する患者において,VTE(n=28)の病歴のない患者と比較して,有意に高い活性化血小板(CD62P-およびCD63-陽性)微小小胞(それぞれp=0.0078およびp=0.0450)が見られた。結論:G2軟部組織肉腫患者と比較して,G3軟部組織肉腫患者の末梢血で循環するアネキシンV陽性および内皮由来(CD62E陽性)微小小胞の有意に高いレベルを見出した。さらに,活性化血小板由来微小小胞の高い数がVTEの発生と相関することを示した。したがって,これらの微小小胞の検出は,VTEに対するリスクの増加を伴う軟部組織肉腫患者の早期診断のための興味深い新しいツールであり,血栓予防の早期使用によるVTE予防を促進する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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循環系の疾患  ,  血液・体液作用薬の臨床への応用 
引用文献 (34件):
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