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J-GLOBAL ID:201802231130924248   整理番号:18A1867268

癌免疫療法のための超pH応答性共重合体で修飾した微小針アレイに基づくスマートワクチンデリバリー【JST・京大機械翻訳】

Smart vaccine delivery based on microneedle arrays decorated with ultra-pH-responsive copolymers for cancer immunotherapy
著者 (11件):
資料名:
巻: 185  ページ: 13-24  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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DNAに基づく癌ワクチンの大きな可能性にもかかわらず,体液性および細胞性応答の両方を刺激するための抗原提示細胞へのそれらの有効なデリバリーは,主要な課題のままである。電気穿孔に基づくトランスフェクションは性能を改善したが,安全で無痛のワクチン接種技術のための最適戦略は不明のままである。ここでは,超pH応答性OSM-(PEG-PAEU)の層毎被覆および合成二本鎖RNAである免疫刺激アジュバントポリ(I:C)で組み立てた微小針(MN)上にナノ工学DNAワクチンを負荷したスマートDNAワクチンデリバリーシステムについて報告する。マウス皮膚へのMNパッチの経皮的応用は,最小の細胞損傷で角質層を穿孔する;免疫細胞に富む表皮/真皮におけるその後の分解は,OSM-(PEG-PAEU)の超シャープなpH応答性のため,アジュバントとDNAワクチンの放出を可能にする。放出されたアジュバントとDNAワクチンは樹状細胞の成熟を促進し,I型インターフェロンを誘導し,それにより癌細胞を殺す抗体依存性細胞仲介細胞毒性(ADCC)とCD8+T細胞を達成できる抗原特異抗体を産生する。注目すべきことに,マウスにおけるスマートワクチン製剤の経皮的適用は,可溶性DNAワクチン製剤よりも3倍高い抗OVA IgG1血清抗体および3倍過剰の細胞毒性CD8+T細胞を誘導した。結果として,製剤は抗原特異的ADCCと細胞毒性CD8+T細胞の相乗的活性化を介してC57BL/6マウスにおいてマウスB16/OVAメラノーマ腫瘍を排除した。MNにおけるワクチンおよびアジュバントポリ(I:C)の操作は体液性および細胞性免疫を誘導し,それは改善された有効性,コンプライアンスおよび安全性を示す有望なワクチン技術を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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