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J-GLOBAL ID:201802231212634432   整理番号:18A2081721

C57BL/6マウスにおけるLewis肺癌に対するQi-Yu-San-Long煎剤の介入効果:UPLC-QTOF/MSに基づく代謝プロファイリングからの洞察【JST・京大機械翻訳】

Intervention effect of Qi-Yu-San-Long Decoction on Lewis lung carcinoma in C57BL/6 mice: Insights from UPLC-QTOF/MS-based metabolic profiling
著者 (18件):
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巻: 1102-1103  ページ: 23-33  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Qi-Yu-San-Long煎剤(QYSLD)は,臨床診療において20年以上にわたり肺癌を治療するために使用されており,その治療効果は信頼できると考えられている。しかしながら,この効果の治療機構はこれまで完全には解明されていない。本研究では,MTT染料還元アッセイとDAPI染色を用いて,QYSLD処理の有無にかかわらず,A549細胞の細胞生存率とアポトーシスを評価した。Lewis肺癌(LLC)肉腫の体重/容積を用いて,LLCマウスに及ぼすQYSLDの治療効果を評価した。第二に,UPLC-QTOF/MSに基づく非標的メタボロミクス法を用いて,LLCに及ぼすQYSLDの介入効果の原因となる機能的代謝産物を同定し,相対的に定量した。結果として,MTT染料還元アッセイおよびDAPI染色は,QYSLDがA549細胞の増殖を阻害し,アポトーシスを誘導することを示した。LLC肉腫の重量/容積試験は,QYSLDがLLCの発生を抑制できることを示した。次に,LLCに対するQYSLDの治療機構に寄与する可能性のある21のバイオマーカーを,非標的代謝法によりスクリーニングした。QYSLDにより誘導されたダウンレギュレーションされた代謝産物は,PC(16:0/22:6(4Z,7Z,10Z,13Z,16Z,19Z)), PC(20:2(11Z,14Z)/16:0), PC(22:4(7Z,10Z,13Z,16Z)/14:0), PC(22:5(7Z,10Z,13Z,16Z,19Z)/14:0),アラキドン酸,γ-グルタミルイソロイシン,コレステロール硫酸,CL (8:0/10:0/11:0/a-13:0)およびCDP-DG (16:0/18:1(11Z))を含んでいた。アップレギュレーションされた代謝産物はLysoPC(16:0), LysoPC(18:0), LysoPE(18:2(9Z,12Z)/0:0), LysoPE(22:0/0:0), LysoPE(22:1(13Z)/0:0), LysoPE(22:2(13Z,16Z)/0:0),トリグリルカルニチン,1-アラキドノイルグリセロホスホイノシトール,1-パルミトイルグリセロホスホイノシトール,2-ステアロイルグリセロホスホイノシトール,スフィンゴシン1-リン酸(d19:1-P)及びSM(d18:0/16:1(9Z))であった。代謝経路分析は,潜在的バイオマーカーが主にグリセロリン脂質代謝,スフィンゴ脂質代謝,ステロイドホルモン生合成,脂肪酸分解およびアラキドン酸代謝に関与することを明らかにした。本研究は,QYSLDが良好な抗腫瘍作用を有し,UPLC-QTOF/MSベースの非標的メタボロミクス法が漢方製剤の介入機構を解明する有望な手段であることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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有機化合物の各種分析 

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