文献

J-GLOBAL ID：201802231316118455   整理番号：18A0719763

ゼロ価鉄-バイオチャー錯体へのヒ素収着【JST・京大機械翻訳】

Arsenic sorption on zero-valent iron-biochar complexes

著者 (4件)： Bakshi Santanu (Department of Environmental Sciences, The Connecticut Agricultural Experiment Station, New Haven, CT 06511, USA) ,  Banik Chumki (Department of Agronomy, Iowa State University, Ames, IA 50011, USA) ,  Rathke Samuel J. (Department of Soil, Water and Environmental Sciences, University of Arizona, Tucson, AZ 85721, USA) ,  Laird David A. (Department of Agronomy, Iowa State University, Ames, IA 50011, USA)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 137  ページ： 153-163  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒ素(As)はヒトに毒性があり,ヒ素鉱石の自然存在量によりインドとバングラデシュの飲料水中にしばしば見出される。汚染飲料水(CDW)からAsを除去するために,沈殿,収着,イオン交換および膜分離のような異なる除去手順が採用されているが,As収着を高めることができる低コストの経済的に実行可能なバイオ炭改質法の必要性がある。ここでは,CDWからAs5+を除去するために,バイオマスと磁鉄鉱の高温熱分解によって生成したゼロ価鉄(ZVI)-バイオチャー錯体の有効性を研究した。バッチ平衡及びカラム浸出研究は,ZVI-バイオチャー複合体が研究したpH範囲(pH~7~7.5)及び競合イオンの存在下でCDWからAs5+を除去するのに効果的であることを示した。バッチ及びカラム研究においてAs5+に曝露したZVI-バイオチャー複合体のXPS As3d分析は主にAs3+を示し,Fe3+へのFe°の同時酸化及びAs3+へのAs5+の還元を示した。SEM-EDSとXRD分析は,共沈に起因するバイオチャー表面上の新生α/γ-Fe00H中のFe3+に対するAs3+の同形置換を示した。本研究はまた,900°Cでの低コスト鉄鉱石によるバイオマスの熱分解の有効性を実証し,ZVI-バイオチャー複合体を迅速に生産し,これはAs CDWの処理に使用できる可能性を有する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 共沈 ,  *収着 ,  イオン ,  飲用水 ,  *ヒ素 ,  複合体 ,  毒性 ,  X線回折 ,  高温 ,  磁鉄鉱 ,  熱分解 ,  イオン交換 ,  バイオマス ,  酸化
準シソーラス用語： *バイオチャー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ヒ素 ,  バイオチャー ,  熱分解 ,  ゼロ価鉄 ,  共沈 ,  汚染飲料水

分類 (4件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  下水,廃水の物理的処理  (SC03040L)

タイトルに関連する用語 (5件)： ゼロ価鉄 ,  バイオチャー ,  錯体 ,  ヒ素 ,  収着