文献
J-GLOBAL ID:201802231326622668   整理番号:18A1353676

遠赤外スペクトル領域のための新しいチアカルボシアニンCy5染料の管状J凝集体 分光学的および低温透過型電子顕微鏡研究【JST・京大機械翻訳】

Tubular J-aggregates of a new thiacarbocyanine Cy5 dye for the far-red spectral region - a spectroscopic and cryo-transmission electron microscopy study
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号: 28  ページ: 18969-18977  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水溶液中でのフェノール置換チアカルボシアニンCy5染料(5-クロロ-2-[5-[5-クロロ-3-(4-スルホブチル)-3H-ベンゾチアゾール-2-イリデン]-3-フェニル-ペンタ-1,3-ジエニル]-3-(4-スルホブチル)-ベンゾチアゾール-3-イウム水酸化物,内部塩,トリエチルアンモニウム塩)の凝集挙動を,定常状態吸収,線形二色性,及び蛍光分光法並びに低温透過型電子顕微鏡(低温TEM)を用いて調べた。濃度を増加させることにより,染料は純水中で二量体とH-凝集体に自己集合し,後者は~2.6nmサイズの均一粒子である。NaClの存在下では,塩濃度(10から100mMまで変化)に依存して,2つの異なるタイプのJ凝集体が観察された。低塩濃度(10mM)では,拡張単層シートのJ凝集体が優勢になり,数日後に消失したが,第二のタイプのJ凝集体が出現した。一般に,後者は特に高塩濃度で成熟溶液中で優勢であり,熱力学的に安定な種であると思われる。このJ-凝集体は3つの垂直偏光吸収バンドを示し,800nm付近で遠赤外に蛍光を示した。最も集中的で非常に狭い(238cm-1)吸収バンドは796nmに中心があった。低温TEMにより直径約7nmの均一なナノチューブとマイクロメートルの長さが明らかになった。それらは遠赤で活性な最初の管状シアニン染料J凝集体を表す。さらに,研究した染料は,明確な光学的および形態的特性を有する異なる種のJ-凝集体をもたらす2つの自己集合経路を示すシアニン染料の主要な例である。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  物理化学一般その他  ,  コロイド化学一般  ,  分子化合物 

前のページに戻る