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J-GLOBAL ID：201802231370671933   整理番号：18A0376340

ひずみ効果を用いた音楽データのディジタル電子透かし法

A digital watermarking technique for music data using distortion effect

著者 (5件)： Matsunaga Yuto (Hokkaido University) ,  Kojima Tetsuya (National Institute of Technology, Tokyo College) ,  Aoki Naofumi (Hokkaido University) ,  Dobashi Yoshinori (Hokkaido University) ,  Yamamoto Tsuyoshi (Hokkaido University)
資料名： Acoustical Science and Technology (Web)  (Acoustical Science and Technology (Web))
巻： 39  号： 1  ページ： 37-39(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0399A  ISSN： 1347-5177  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 音楽データの著作権を守るために,ギターやバス楽器に多く用いられる,ひずみ効果を利用するディジタル電子透かし法を提案した。MP3コード化,時間変化,ピッチ変化を含む基本的なアタックに対する提案法のロバスト性の評価結果を述べた。この技術は原音楽データを作成する段階で,機密データを埋め込む。それ故,機密データは原音楽データの一部として考えられ,音楽アレンジメント法におけるような後過程に基づく他の方法を用いたことによる不可避的に生じる劣化はない。しかし,ひずみ音がすべての音楽にいつも適用できるとはかぎらず,提案法の有効性は音楽データのタイプに依存する。

シソーラス用語： *電子透かし ,  *音楽 ,  効果 ,  著作権 ,  音声圧縮 ,  秘密 ,  ディジタル系
準シソーラス用語： 楽曲 ,  *歪効果 ,  MP3

著者キーワード (3件)： Digital watermark ,  Sound effect ,  Distortion effect

分類 (2件)： 音声処理  (JE05000E) ,  音響信号処理  (BB03050C)

引用文献 (3件)：

• 1) H. Murata and M. Ogihara, ``An audio watermarking method using tones of diatonic chord,'' Proc. IIHMSP 2015, Adelaide, Australia, pp. 156-159 (2015).
• 2) K. Kamada, T. Kojima and U. Parampalli, ``Tone code: A novel method for covert communications based on musical components,'' Proc. ISITA 2016, Monterey, USA, pp. 340-344 (2016).
• 3) A. U. Case, Sound FX (Focal Press Elsevier, New York, 2007).

タイトルに関連する用語 (4件)： ひずみ ,  音楽 ,  ディジタル ,  電子透かし