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J-GLOBAL ID：201802231428366725   整理番号：18A0812568

生物学的動力学効果に対するサンゴ骨格酸素同位体分別応答におけるδ18Oの新しいパラダイム【JST・京大機械翻訳】

A new paradigm for δ¹⁸O in coral skeleton oxygen isotope fractionation response to biological kinetic effects

著者 (4件)： Juillet-Leclerc Anne (LSCE Domaine du CNRS, 91198 Gif-sur-Yvette, France) ,  Rollion-Bard Claire (Institut de Physique du Globe de Paris, Sorbonne Paris Cite, Univ. Paris Diderot, CNRS, F-75005 Paris, France) ,  Reynaud Stephanie (CSM 8 Quai Antoine Ier, MC-98000, Monaco) ,  Ferrier-Pages Christine (CSM 8 Quai Antoine Ier, MC-98000, Monaco)
資料名： Chemical Geology  (Chemical Geology)
巻： 483  ページ： 131-140  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0081A  ISSN： 0009-2541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,制御された条件下で培養された共生サンゴAcropora sp.のaragon石における酸素同位体分別に及ぼす温度と光の相対的影響を調べた。アラゴナイトをランダムにサンプリングし,酸素同位体組成(δ18O)をマイクロメートルスケールで分析した。測定は,3つの温度(22°C,25°Cおよび28°C)および2つの光強度(200および400μmol光子m~-2s-1)の要因配置を用いて,6つの培養コロニーから収集した。新たに形成された骨格の観察は,繊維状形態を明らかにした。ヒストグラムにおける0.25‰のビン幅に続くδ18O分布は二峰性であった。コロニーは一定の環境条件下で培養されたので,同位体分布におけるこのバイモダリティは,サンゴの健康に必要な12時間の光と12時間の暗所の日周期によって引き起こされ,自然条件を模倣することを示唆した。2つのモード値は昼間と夜間の繊維に存在する2つの分別端成分に対応すると仮定した。次に,それぞれの析出機構を調べた。一般的な仮定とは対照的に,2つの分別はより効率的なCa2+ポンピングにより生成されたpHの差によるものであり,石灰化サイトでのpHは昼間と夜間の同位体の不一致を説明できず,アラゴナイトの析出は古典的な熱力学則に従わないと結論した。著者らは,日周期に従って異なる,calicoblastic層による蛋白質の分泌が,異なる生物学的速度論過程を誘導できることを示唆する。炭酸アンヒドラーゼ(CA)と有機分子との相互作用を強調し,サンゴ代謝によってのみ支配されるサンゴアラゴナイトの結晶化を促進し促進する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 培養 ,  有機化合物 ,  代謝 ,  タンパク質 ,  *同位体分別 ,  コロニー ,  石灰化 ,  *酸素同位体 ,  *酸素 ,  日周期 ,  相互作用 ,  速度論 ,  霰石 ,  *同位体
準シソーラス用語： *酸素同位体比 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： サンゴ ,  培養実験 ,  SIMS測定 ,  酸素同位体分別 ,  日周サイクル ,  生物学的速度論効果

分類 (1件)： 同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 生物学 ,  動力学 ,  サンゴ骨格 ,  酸素同位体 ,  分別 ,  応答 ,  δ18O ,  パラダイム