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J-GLOBAL ID:201802231497714684   整理番号:18A0053944

重度急性栄養失調児におけるF-75から調理済み治療食への移行,ウガンダにおける観察研究

Transition from F-75 to ready-to-use therapeutic food in children with severe acute malnutrition, an observational study in Uganda
著者 (13件):
資料名:
巻: 16  号: Aug  ページ: 16:52 (WEB ONLY)  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景 世界保健機関は重度急性栄養失調(SAM)の管理においてF-75から調理済み治療食(RUTF)への移行を現在推奨している。著者らはF-75からRUTFへの移行について記述し,失敗した移行の相関を同定した。方法 著者らはウガンダ,カンパラのムラゴ病院においてSAMの治療をした6~59か月齢の子供について観察研究を実施した。移行期中の治療食はまずRUTFの必要エネルギーの半分量を提供し,残りの半分量をF-75から提供し,次第に唯一のエネルギー源としてRUTFまで増加した。最初の試みで子供が移行期にRUTFの135kcal/kg/日まで徐々に消費できていればRUFTへの移行が成功したと見なした。RUTFへの移行の失敗には,許容試験の失敗またはその後RUTF摂取量が次第に低下した子供を含めた。失敗には,RUTFを摂取したときに下痢や嘔吐を起こした場合も含めた。結果 400名の子供の内341名が移行期に到達し,最初の試みで65%がF-75からRUTFへの移行に成功し,35%が失敗した。移行期のメジアン(IQR)期日は4(3~8日)日間であった。子供の年齢,中上腕周囲,身長に対する体重zスコア及び移行時の体重は失敗を予測した。各月は失敗の4%低くなりそうなことを反映して年齢とともに増加した(OR0.96(95%CI0.93;0.99)。HIV陽性者(OR2.73,95%CI1.27,5.85)と介護者が重症であると評価された(1.16,95%CI:1.02,1.32)子供は失敗する可能性がより高かった。リハビリテーション段階の初めに,子供のほとんど(95%)が最終的にRUTFを受け入れたが,5%のみがF-100で病院でのリハビリテーションを完了した。結論 SAMで入院した子供の次第にRUTFを増加することによるF-75からRUTFへの移行は最初の試みで症例の65%が可能であった。介護者により評価された年齢の低い子供,重篤な浪費,HIV感染及び重篤な疾患児は最初の試みでのF-75からRUTFへの移行に失敗する可能性が高かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  治療学一般 

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