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J-GLOBAL ID:201802231586756041   整理番号:18A0470548

単離されたヒト伏在静脈の( )-エピカテキン誘導緩和K~+及びCa~2+チャンネルの役割【Powered by NICT】

(-)-Epicatechin-induced relaxation of isolated human saphenous vein: Roles of K+ and Ca2+ channels
著者 (10件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 267-275  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0135A  ISSN: 0951-418X  CODEN: PHYREH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,著者らは単離したヒト伏在静脈(HSV)に及ぼすフラバノール( )-エピカテキンの弛緩作用を調べ,その心臓保護作用の一部として,この血管弛緩の基礎となる機構を明らかにすることを目的とした。( )-エピカテキンはフェニレフリンにより前収縮したHSVの濃度依存性弛緩を誘導した。K~+チャンネル遮断薬の中で,4-アミノピリジン,マルガトキシン,イベリオトキシンはH SVの緩和を有意に阻害したが,グリベンクラミドは( )-エピカテキンの高濃度の影響をかなり減少させた。,80mM K~+が,ニフェジピンの存在下で誘起された( )-エピカテキン緩和収縮はフェニレフリンにより前収縮したHSVリングの部分的な緩和を生成した。Ca~2+を含まない溶液中では,( )-エピカテキン緩和収縮はフェニレフリンにより誘導されたが,カフェインにより誘導された収縮に影響を及ぼさなかった。筋小胞体Ca~2ATPアーゼ阻害剤,タプシガルギン,は( )-エピカテキンにより生成したHSVの緩和を有意に減少させた。これらの結果は,( )-エピカテキンは分離したHSVリングの内皮非依存性弛緩を生じることを示す。( )-エピカテキンに血管弛緩はおそらく4-アミノピリジンとマルガトキシン感受性K_Vチャネル,BK_Caチャネル,少なくとも部分的に,K_ATPチャンネルの活性化を含んでいる。さらにだけでなく,細胞外Ca~2+流入の阻害により変化するが,Ca~2+-ATPアーゼの刺激を介して細胞内Ca~2+遊離,イノシトールトリスりん酸受容体と再取り込み筋小胞体への調節は,HSVの( )-エピカテキン誘導緩和に関与している可能性が最も高い。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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血管作用薬・降圧薬の基礎研究 
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