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J-GLOBAL ID：201802231665312067   整理番号：18A2104036

溶液中における2,2′-ジピリジルアミン塩酸塩の二重ルミネセンスの再検討とそれに続く物理過程【JST・京大機械翻訳】

Revisited Dual Luminescence of 2,2′-Dipyridylamine Hydrochloride in Solution and Physical Processes behind It

著者 (2件)： Bulatov Evgeny (Department of Chemistry, University of Jyvaeskylae, Survontie 9 B, P.O. Box 35, FI-40014 Jyvaeskylae, Finland) ,  Haukka Matti (Department of Chemistry, University of Jyvaeskylae, Survontie 9 B, P.O. Box 35, FI-40014 Jyvaeskylae, Finland)
資料名： Chemistryselect  (Chemistryselect)
巻： 3  号： 41  ページ： 11535-11540  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2528A  ISSN： 2365-6549  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2,2′-ジピリジルアミン(dpa)と塩酸との反応によりdpa塩酸塩(dpa HCl)が生成し,その発光特性がかなり変化した。溶液中のdpa HClのルミネセンスは,以前に凝集誘起現象として解釈されてきた。本研究では,溶液中のdpa HClの放出特性を再検討し,メタノールとクロロホルム溶媒の影響に焦点を当てた。ルミネセンス,吸収及び1H NMR分光法を用いて溶質分子の物理的状態及びそれらに関連する光物理的性質を研究した。結果は,ルミネセンスの濃度と溶媒依存性が溶液中の凝集よりもプロトン化DPAH+と中性dpa形の間の平衡に起因することを明確に示した。クロロホルム中では,λ_em≒430nmの強い発光がカチオン性DPAH+型と関連していた。極性及び水素結合メタノールはDPAH+カチオンの解離を促進するだけでなく,ピリジニウム水素結合を通してルミネセンスを消光すると思われ,λ_em≒360nmでの残留弱発光は中性dpa型と関連した。得られた結果は,溶液と固体状態の両方で望ましい発光特性を有する新しいdpaベース材料の設計に適用できる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 陽子磁気共鳴 ,  水素結合 ,  *塩酸 ,  プロトン化 ,  凝集 ,  ピリジニウム ,  カチオン ,  溶質 ,  固相 ,  発光 ,  *ルミネセンス ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 中性 ,  発光特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 吸収 ,  22′-ジピリジルアミン ,  水素結合 ,  ルミネセンス ,  プロトン化

分類 (2件)： 遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

物質索引 (2件)： クロロホルム ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶液 ,  ジピリジルアミン ,  塩酸塩 ,  ルミネセンス ,  物理過程