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J-GLOBAL ID:201802231715761003   整理番号:18A1865817

2種類の花崗岩接合部の動的せん断挙動と破壊機構に関する比較研究【JST・京大機械翻訳】

Comparative study on dynamic shear behavior and failure mechanism of two types of granite joint
著者 (5件):
資料名:
巻: 245  ページ: 356-369  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0120A  ISSN: 0013-7952  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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断層すべりロックバースト,注入誘起地震および地滑りのような摩擦不安定性は,しばしば既存の不連続性の不安定な滑りと関連している。本研究は,花崗岩継手の不安定滑りの影響因子と機構を調査することを目的とした。主にマイクロ躍層,アルバイト,石英,および黒雲母から成る2つのタイプの花崗岩(花崗岩Aと花崗岩B)を用いて,それぞれ12.7と15.7の平均JRC値を有する多数の分割継手を調製した。次に,直接せん断試験を種々の法線応力下で行い,その間にアコースティックエミッションを監視し記録した。試験結果によると,ピークせん断強度は継手Aより継手Bで一般的に大きいが,ピーク後応力低下に対するピーク後破壊強度,スティックスリップ振幅,ピークエネルギー速度,継手Bに対する応力降下の間に放出される音は継手Aのそれより小さく,特に高垂直応力条件下ではより小さい。基礎となる寄与因子を研究した。岩石学的観察と二次元継手表面粗さ解析によると,継手Bのより高いピークせん断強度は,より大きな鉱物粒径に関連するより粗い継手表面に関連している。継手Aにおけるより激しいポストピーク破壊強度は,そのより小さい鉱物粒径,コンパクト構造,およびより少ない固有亀裂に関連し,それはアスペリティにおけるより大きなエネルギー蓄積を支持する。本研究は,不連続面の粗さだけでなく,母岩の微細集合組織も不安定な滑りによって引き起こされた断層すべりロックバースト災害の評価において考慮されなければならないことを示唆している。本研究の結果は,岩石不連続性の動的せん断破壊によって引き起こされた地盤災害の軽減と同様に,断層すべりロックバーストのメカニズムと影響因子のより良い理解に貢献した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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岩盤の力学的性質  ,  斜面安定,掘削変形 
タイトルに関連する用語 (5件):
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