抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:結腸直腸癌組織におけるDDX39蛋白発現と患者の予後との関係を研究する。【方法】2010年1月から2011年12月まで,上海の海軍軍医大学付属長海病院の肛門外科で外科手術を受けた824例の結腸直腸癌患者の臨床データと術後腫瘍組織パラフィン標本を収集した。38例の隣接組織パラフィンサンプルを対照として選択した。すべての標本は,組織マイクロアレイを作成し,DDX39蛋白質発現を,免疫組織化学によって検出した。平均染色強度(H-Score)と染色陽性の細胞数を用いて、DDX39の上皮と間質における発現を評価した。DDX39発現と結腸直腸癌の臨床病理パラメータと患者の予後の関係を分析した。【結果】結腸直腸がん組織におけるDDX39の発現レベルは,正常粘膜,隣接組織および腺腫組織におけるDDX39レベルより低かった。正常組織は253.2±64.1,癌周囲組織は238.8±79.2,腺腫組織は259.4±51.6,結直腸癌組織は194.2±76であった。5(P=0.000,P=0.005,P=0.000);DDX39のレベルは,各組織の間質で見つかった。正常組織は110.1±64.8,隣接組織は106.0±49.2,腺腫組織は108.5±79.1,結腸直腸癌組織は54.1±34.7であった。結腸直腸癌の症例のうち,541例は上皮DDX39,283例は低発現,424例はDDX39,400例は低発現であった。結腸直腸がんの上皮と間質におけるDDX39蛋白発現の高低はそれぞれ腫瘍部位(P=0.006、P=0.016)、腫瘍分化程度(P=0.002、P=0。064,TNM病期分類(P=0.021,P=0.000),血清癌胎児抗原レベル(P=0.003,P=0.005),血清CA199レベル(P=0。【結果】41.6±15.7か月の追跡調査の後,DDX39低発現患者の5年全体の生存率と5年無病生存率は,それぞれ84.1%と61.5%であった。高発現者(95.4%と88.2%,P=0.000)のそれらより有意に高かった。DDX39低発現患者の5年全生存率と5年無病生存率はそれぞれ86.8%と66.8%で,高発現者(96.1%と90.6%,P=0)より低かった。Cox多変量解析は,腫瘍分化度(全体的生存)を示した。HR=0.252,95%CI;0.1280.497,P=0.000;無病生存。HR=0.266,95%CI;0.1340.530、P=0.000)、上皮DDX39発現レベル(全体生存;HR=0.229,95%CI;0.1380.382,P=0.000;無病生存。HR=0.266,95%CI;0.1580.446,P=0.000)とDDX39発現(全生存;HR=0.331,95%CI;0.1880.582,P=0.000;無病生存。HR=0.326,95%CI;結論:結腸直腸癌組織におけるDDX39蛋白の低発現は予後不良を示し、DDX39は結腸直腸癌の新たな予後マーカーになる可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
