文献

J-GLOBAL ID：201802231834598662   整理番号：18A0227939

耳川河口域における汽水性生物の生息適地モデル

著者 (5件)： 鬼倉徳雄 (九大 大学院農学研究院) ,  伊豫岡宏樹 (福岡大 工) ,  小山彰彦 (九大 大学院農学研究院) ,  乾隆帝 (山口大 大学院創成科学研究科) ,  柏井条介 (ダム技術セ)
資料名： ダム技術  (Engineering for Dams)
号： 376  ページ： 5-10  発行年： 2018年01月15日 
JST資料番号： Y0579A  ISSN： 0289-9639  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は汽水域の生態系評価モデル構築を目的に,その第一歩として,物理基盤モデルで予想可能な環境情報を組み込んだ汽水性生物の生息適地モデルを構築を行ったものである。ダム通砂により河床材が変化する耳川河口域を対象に各種(カニ類7種,ハゼ類7種)生息地モデルを構築後,選択した説明変数から評価種を選定した。河床材の泥分・礫分を説明変数とし,出現可能性の変化による評価種の選定について詳述した。

シソーラス用語： 河川 ,  宮崎県 ,  *河口 ,  *生息場所 ,  *水生生物 ,  モデル ,  ダム ,  排砂 ,  河床物質 ,  分析 ,  カニ ,  スズキ類
準シソーラス用語： ハゼ【魚類】 ,  二項ロジスティク分析 ,  *汽水性生物 ,  耳川 ,  評価モデル

分類 (2件)： 河川調査・計画  (RC12020M) ,  貯水池,調整池  (RC16030Z)

引用文献 (10件)：

• 耳川流域における総合土砂管理について. 宮崎県HP (http://www.pref.miyazaki.lg.jp/kasen/shakaikiban/kasen/page00135.html) 2017年6月閲覧
• 井原高志・川上馨詞・坂田賢亮・鬼倉徳雄(2017)耳川水系ダム通砂実施計画の策定に向けたダム通砂による魚類への影響予測. 河川技術論文集, 23:印刷中
• 鬼倉徳雄・乾 隆帝(2011)河川生態系保全のための淡水魚類の分布予測の試み. 環境管理, 40:20-28
• Onikura N (2015) Site selection for habitat conservation/ restoration of threatened freshwater fishes in artificial channels of northern Kyushu Island, Japan. Ichthyol. Res., 62: 197-206
• Koyama A, Inui R, Iyooka H, Akamatsu Y, Onikura N (2016) Habitat suitability of eight threatened gobies inhabiting tidal flats in temperate estuaries: model development in the estuary of the Kuma River in Kyushu Island, Japan. Ichthyol. Res., 63: 307-314

タイトルに関連する用語 (6件)： 耳川 ,  河口域 ,  汽水 ,  生物 ,  生息 ,  モデル