文献
J-GLOBAL ID:201802231848702852   整理番号:18A0129183

LA-ICP-MS微量元素マッピング:巨大Beiya Fe-Auスカルン鉱床(中国南西部)からの熱水マグネタイトの元素移動度【Powered by NICT】

LA-ICP-MS trace element mapping: Element mobility of hydrothermal magnetite from the giant Beiya Fe-Au skarn deposit, SW China
著者 (15件):
資料名:
巻: 92  ページ: 463-474  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0963B  ISSN: 0169-1368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スカルン変質は広い温度範囲と地質学的環境の上で起こり,熱水性磁鉄鉱(スカルン中の通常の鉱物)は潜在的に有用な温度と構造指標を示した。スカルン変質/鉱化作用中のマグネタイトの元素の移動性を評価するための新しい二次元/三次元定量的元素マッピングアプローチを提案した。巨大Beiya Fe-Auスカルン鉱床(雲南省,中国南西部)からのマグネタイト粒子は粗粒自形(六方晶)(いくつかの包囲)ざくろ石と共存するコア-リムの累帯構造(タイプI)または半自累帯を示さないもの(II型)であった。I型マグネタイトコアとリム中のNa,Mg,Al,Si,Ca,Sr,CrとMnの濃度は劇的に異なり,これはコアと外側縁で高く,内部リムで低かった。これは流体地球化学的変動を示唆し,おそらく多くの世界クラスのFeスカルン鉱床に共通の鉱化流体侵入の多相によることが分かった。ざくろ石中のMg,Al,Si,Ca,MnおよびSrの濃度はII型マグネタイトよりも高かった。初めの柘榴石の結晶化(累進スカルン変質時)は,後にマグネタイト鉱石流体中のこれらの元素を枯渇させたので,この可能性がある。ざくろ石と磁鉄鉱コアの両方は,高Ti濃度により特性化した。ざくろ石中の高Ti濃度は結晶構造によって支配され,一方熱水性磁鉄鉱中のTiのそれはTi移動度によって支配される。3Dマッピングとシミュレーションモデリングは以前にスポット分析による組成均一であると決定した磁鉄鉱粒子の明確な要素変動パターンを示した。マグネタイトによるざくろ石の置換の際の微量元素移動度によって制約されたこの新しい2D/3Dマッピングは,ざくろ石と方解石のような鉱物包有物の存在を明らかにした,ざくろ石仮像における自形累帯磁鉄鉱で示された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属鉱床 

前のページに戻る