文献

J-GLOBAL ID：201802231923770029   整理番号：18A1840733

乳癌腫瘍幹細胞の増殖に対する薬剤担持腫瘍細胞エキソソーム併用放射線療法の影響【JST・京大機械翻訳】

Drug-loaded tumor exosomes combined with radiotherapy inhibit the proliferation of breast cancer stem cells

著者 (3件)： Luo Qiong (海南省第三人民医院放療科,海南省三亜市,572000) ,  Gao Guoxiang (青島市腫瘤医院放療科,山東省青島市,266000) ,  Tan Shiyun (海南省第三人民医院放療科,海南省三亜市,572000)
資料名： Zhongguo Zuzhi Gongcheng Yanjiu  (Zhongguo Zuzhi Gongcheng Yanjiu)
巻： 22  号： 21  ページ： 3286-3291  発行年： 2018年 
JST資料番号： C4013A  ISSN： 2095-4344  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 背景:近年の研究により、薬物担持腫瘍細胞の細胞外分泌体は相応の起源の腫瘍細胞と高い親和性を持ち、他の細胞との結合力が低く、従って高効率の標的薬物キャリアとなる。【目的】乳癌の腫瘍幹細胞の増殖に及ぼす薬剤担持腫瘍細胞のエキソソーム併用放射線療法の影響を観察する。方法:超遠心法を用いて、ヒト乳腺導管がん細胞ZR-75-30から腫瘍細胞の細胞外分泌体を分離し、メトトレキサートを包み、薬物担持腫瘍細胞の細胞外分泌体を作製した。【方法】CD133+乳癌腫瘍幹細胞を,フローサイトメトリーによってヒト乳腺導管癌細胞ZR-75-30から分離して,5つの群に分割した。ブランク群は通常培養し、腫瘍細胞エキソソーム群には薬物含有腫瘍細胞の細胞外分泌体のRPMI1640培地を加え、低、中、高投与量の放射線治療群は薬物含有腫瘍細胞の細胞外分泌体を含むRPMI1640培地を24時間培養し、その後、それぞれ2,4と24時間の培養を行った。6GyのX線を1回照射した。培養7日後に、倒立顕微鏡下で腫瘍球の形成数量及び腫瘍の球体面積を観察し、WesternBlotにてNanog、Sox-2、Oct-4の発現を測定した。結果と結論;1と空白群を比べると、腫瘍細胞のエキソソーム群の腫瘍球数、体積は明らかに減少した(P<0.05)。腫瘍細胞のエキソソーム群と比較して、低、中、高投与量の放射線治療群の腫瘍球の数、体積は明らかに減少し(P<0.05)、しかも放射線治療剤の量の増加に伴い、減少幅が増大した。(2)ブランク群と比較して,Nanog,Sox-2およびOct-4の発現は,腫瘍の細胞外分泌群で有意に減少した(P<0.05)。腫瘍の細胞外分泌体群と比較して、低、中、高投与量の放射線治療群のNanog、Sox-2、Oct-4の発現は低下し(P<0.05)、しかも放射線治療の用量の増加に伴い、減少幅が増大した。3結果により、薬物担持腫瘍細胞の細胞外分泌体の協同放射線治療はCD133+乳腺癌腫瘍幹細胞の増殖活性を抑制し、しかも放射線治療の用量依存性を示した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *腫瘍細胞 ,  薬物担体 ,  外分泌 ,  *乳房腫瘍 ,  *放射線療法 ,  親和性 ,  腺癌 ,  *腫瘍 ,  培養 ,  フローサイトメトリー ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  酵素阻害剤 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  アミノカルボン酸 ,  第三アミン
準シソーラス用語： Oct-4 ,  CD133抗原 ,  *エキソソーム ,  *腫瘍幹細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (1件)： メトトレキサート

タイトルに関連する用語 (9件)： 乳癌 ,  腫瘍幹細胞 ,  増殖 ,  薬剤 ,  担持 ,  腫瘍細胞 ,  エキソソーム ,  併用 ,  放射線療法