抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・車載用インバータの冷却を冷却液非循環型の浸漬冷却で対応できるとその恩恵は非常に大きい。例えば,冷却液循環のためのポンプが不要となるため,冷却系が非常に簡素・小型化できると同時に冷却のための電力を大幅に削減でき走行距離を伸ばすことにも貢献できる。
・さらに,密閉容器型の浸漬冷却では,ラジエータへの液の循環が不要になるため,防錆剤や消泡材を含むLLC(Long Life Coolant)を使用する必要がなく,不凍液であるエチレングリコールや純水さえも冷却液として採用できる可能性が出てくる。
・ここでは,著者らが,現在,精力的に研究を進めている1.ロータス・ポーラス金属,2.気泡微細化沸騰を応用した二つの沸騰浸漬冷却技術について概説し,その展望と今後の課題についてまとめる。