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J-GLOBAL ID：201802232055266600   整理番号：18A0156519

需要に対する局所エネルギー:「自発的」星状細胞Ca~2+ミクロドメインである星状細胞ニューロン代謝協力のための調節装置【Powered by NICT】

Local energy on demand: Are ‘spontaneous’ astrocytic Ca²⁺-microdomains the regulatory unit for astrocyte-neuron metabolic cooperation?

著者 (6件)： Oheim Martin (CNRS UMR 8118, Brain Physiology Laboratory, F-75006 Paris, France) ,  Oheim Martin (Federation de Recherche en Neurosciences FR3636, Faculte de Sciences Fondamentales et Biomedicales, Universite Paris Descartes, PRES Universite Sorbonne Paris Cite (USPC), F-75006 Paris, France) ,  Schmidt Elke (CNRS UMR 8118, Brain Physiology Laboratory, F-75006 Paris, France) ,  Schmidt Elke (Federation de Recherche en Neurosciences FR3636, Faculte de Sciences Fondamentales et Biomedicales, Universite Paris Descartes, PRES Universite Sorbonne Paris Cite (USPC), F-75006 Paris, France) ,  Hirrlinger Johannes (Carl-Ludwig-Institute for Physiology, Faculty of Medicine, University of Leipzig, D-04103 Leipzig, Germany) ,  Hirrlinger Johannes (Dept. of Neurogenetics, Max-Planck-Institute for Experimental Medicine, D-37075 Gottingen, Germany)
資料名： Brain Research Bulletin  (Brain Research Bulletin)
巻： 136  ページ： 54-64  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0090A  ISSN： 0361-9230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 星状細胞は脳エネルギーホメオスタシスとシグナル伝達の維持に決定的に関与する神経細胞型である。ニューロンと同様に,星状細胞は不均一な細胞集団である。皮質星状細胞は高度に分岐した先住化と隣接ニューロンのシナプスを髄鞘化する多数の微細プロセスと複雑な形態を示し,典型的に血管に接続する一つのプロセスを拡張した。遺伝的にコードされた蛍光カルシウム(Ca~2+)指標を用いた最近の研究は,非同期的に起こり,細胞の他の部分における信号とは無関係に,体細胞Ca~2+過渡現象を含まない星状細胞周辺における「自発的」局在Ca~2+過渡現象を記述したが,どちらの,これらのCa~2+ミクロドメインは,神経シナプス付近で発生もそれらの分子的基礎も下流エフェクター(s)を同定されかどうか知られている。Ca~2+ミクロドメインに加えて,ナトリウム(Na~+)過渡現象は星状細胞サブドメインに発生し,また,最も可能性の高い神経伝達物質グルタミン酸のNa~+共輸送の結果,局所的にミトコンドリア運動を調節するもとして細胞質Ca~2+レベルも同様であった。本レビューでは,これらの局所的シグナル伝達事象の様々な側面をカバーし,星状細胞の構造的および生物物理学的特性は,このような区画化を促進すると思われるかを議論した。星状細胞は代謝的に活性なニューロンへのエネルギー基質を提供することによりニューロンと相互作用する。シナプスの千~百をカバーしている単一星状膠細胞分枝として,これらの代謝相互作用は星状細胞の特異的サブドメインに局在する起こり得ると推測し,おそらくシナプスの小グループのレベルでもする。星状細胞か代謝はこのスケールで調節されていると,信号はその調節に寄与する可能性がある議論した。Ca~2+ミクロドメインとして一時的に光をする星状構造は,星状細胞機能を適応局所エネルギー需要へのシグナル伝達と代謝過程を連結する星状細胞の機能単位であることを推測した。これらの局所的調節と代謝相互作用の理解は,脳エネルギーホメオスタシスの複雑性と疾患におけるその破壊を完全に評価するための基本であり,三者間シナプスでのニューロン-グリア双方向性シグナル伝達に関する議論に新たな光を当てるであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 過渡現象 ,  *ニューロン ,  皮質 ,  血管 ,  相互作用 ,  ミトコンドリア ,  エネルギー代謝 ,  蛍光 ,  *ミクロドメイン ,  神経伝達物質 ,  *星状細胞 ,  基質 ,  シナプス ,  エフェクタ ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン

著者キーワード (5件)： 末梢星状細胞プロセス(PAP) ,  カルシウムミクロドメイン ,  機能的区画化 ,  三者間シナプス ,  脳エネルギー代謝

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 需要 ,  エネルギー ,  星状細胞 ,  ミクロドメイン ,  ニューロン ,  代謝 ,  協力 ,  調節装置