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J-GLOBAL ID：201802232071037792   整理番号：18A0259171

新熱帯区ギアナ高地と潜在的環境ドライバーのApakara山頂における完新世の植生動力学【Powered by NICT】

Holocene vegetation dynamics on the Apakara summit of the neotropical Guayana Highlands and potential environmental drivers

著者 (2件)： Rull Valenti (Laboratory of Paleoecology, Institute of Earth Sciences Jaume Almera (ICTJA-CSIC), C. Sole Sabaris s/n, 08028 Barcelona, Spain) ,  Montoya Encarni (Laboratory of Paleoecology, Institute of Earth Sciences Jaume Almera (ICTJA-CSIC), C. Sole Sabaris s/n, 08028 Barcelona, Spain)
資料名： Review of Palaeobotany and Palynology  (Review of Palaeobotany and Palynology)
巻： 240  ページ： 22-32  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1913A  ISSN： 0034-6667  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ギアナ高地(GH)は新熱帯区生態系に及ぼす環境要因の影響を研究するための天然の研究室である。GH頂点は,完新世における一定植生パターンにより特性化した,標高推移帯に近いいくつかの場所は例外であった。ここでは,二つの重要な植生シフトを示す新しい花粉記録,Myrica森林からtepuian牧草地(5340calyrBP)へ,次いでChimantaea灌木地(2720calyrBP)を報告した。これらの変化は地域の気候変動,火災と自律遷移のような潜在的強制要因の観点から解析した。最初の変化は後完新世熱最大と冷却/乾燥傾向の開始に発生した。木炭ピークはこの変化火災のいくつかの潜在的影響を示唆していると同時期であった。湖充填に関連した自律過程も関与している可能性がある。第二植生シフトはENSO(エルニーニョ-南方振動)強化により増加した降水量変動の相の間に起こった。Chimantaea灌木地の確立は他の木炭ピーク(2300calyrBP)と一致するこの相の末端で開始した。これらの結果は,完新世におけるGHに関連する生態学的変化の考えを支持し,他のGH頂点に記録された見かけの植生恒常性は部位非感受性によるものであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 気候変動 ,  花粉 ,  灌木 ,  *完新世 ,  木炭 ,  生態学 ,  ENSO ,  火災 ,  生態系 ,  *高地 ,  牧草地 ,  *フランス領ギアナ
準シソーラス用語： 標高 ,  *新熱帯区 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 花粉学 ,  古生態学 ,  植生史 ,  古気候 ,  完新世 ,  新熱帯区

分類 (2件)： 新生代  (DE03040C) ,  第四紀  (DE02070C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 新熱帯区 ,  ギアナ ,  高地 ,  環境 ,  ドライバー ,  山頂 ,  完新世 ,  植生動力学