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J-GLOBAL ID:201802232119316523   整理番号:18A0143185

ラット前立腺組織における非ステロイド系消炎薬の浸透と薬物動力学【Powered by NICT】

Penetration and pharmacokinetics of non-steroidal anti-inflammatory drugs in rat prostate tissue
著者 (4件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 80-85  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0088A  ISSN: 0270-4137  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)は前立腺の炎症を含み,全ての年齢の男性の生活の質に影響を及ぼす。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を用いたCP/CPPSの治療は良好な転帰を生成することを臨床研究で報告されている。しかし,現在,CP/CPPSの治療のためのNSAIDsの選択に関するガイドラインではない。それ故,本研究では,CP/CPPSの治療のためのNSAIDsの選択に関するガイドを提供するためにラットにおける四種のNSAIDの前立腺組織移行を評価した。【方法】雄のSprague-Dawleyラットに500mg/kgの用量で四NSAIDs(セレコキシブ,ジクロフェナク,イブプロフェン,及びナプロキセンを経口投与した。動物は,各種の時間帯で殺処分し,それらの前立腺組織を採取した。NSAIDsは,液体抽出法を用いた前立腺組織から抽出し,前立腺組織中のそれらの濃度は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて定量化した。前立腺組織移行と関連薬物動力学パラメータを非コンパートメント分析により評価した。【結果】は前立腺組織における非ステロイド系消炎薬を定量するためのHPLC法は,干渉のない単一の鋭いピークをもたらし,すべての検証パラメーターが限界内であった。セレコキシブは,すべてのNSAIDの曲線(AUC)[146.50±2.75μg/mL*H]下で最も高い領域を示した。複製と分散分析(A NOVA)の二因子分析は,セレコキシブ,ジクロフェナク,イブプロフェン,及びナプロキセンの薬物動力学パラメータにおいて全体としては統計的に有意差を示した。【結論】初めて本研究では,四種のNSAIDの相対的前立腺組織移行を報告した。薬物動力学データは,セレコキシブがラット前立腺組織における最高浸透と保持を有することを示した。,セレコキシブはNSAIDsを含む処理CP/CPPSのためのより良い選択であると考えられる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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消炎薬の基礎研究  ,  液体クロマトグラフィー  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  薬物の相互作用 
物質索引 (4件):
物質索引
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