抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:ジプラシドンとオランザピンの併用による難治性統合失調症患者への影響を検討する。方法:2015年8月2017年1月武漢市精神衛生センターが治療した難治性統合失調症患者96例を選び、乱数表で対照群と観察群に分け、各群48例。対照群の患者はジプラシドン治療を行い、観察群患者は対照群の上にオランザピン治療を行い、両群の患者はみな8週間連続治療した。治療前および治療後4週間,8週間の陽性および陰性症状評価尺度(PANSS)スコア,治療前および治療後4週間の体重および実験室検査指標(空腹時血糖,糖化ヘモグロビン,Cペプチド,レプチン,トリグリセリド(TG),総コレステロール(TC))を,比較した。葉酸(FA)、神経成長因子(NGF)、ホモシステイン(Hcy)、グリア線維酸性蛋白(GFAP)を測定し、両群患者の治療期間中の不良反応の発生状況を観察した。【結果】治療前の2群間で,陽性症状,陰性症状,および一般的病理学的スコアに有意差はみられなかった(P>0.05)。治療後4、8週間の観察グループの患者の陽性症状、陰性症状の採点は対照グループより低く(P<0.05)、しかし、2グループの患者の一般病理の採点は有意差がなかった(P>0.05)。治療前の両群患者の体重、空腹時血糖、糖化ヘモグロビン、Cペプチド、レプチン、TG、TC、FA、NGF、Hcy、GFAPを比較すると、統計学的有意差はなかった(P>0.05)。治療後4週間の観察グループの患者の体質、レプチン、TC、Hcy、GFAPは対照グループより低く、FA、NGFは対照グループより高く(P<0.05)、しかし2グループの患者の空腹時血糖、糖化ヘモグロビン、Cペプチド、TGは有意差がなかった(P>0.05)。観察群患者の治療期間中の不良反応の発生率は対照群より低かった(P<0.05)。結論:ジプラシドンとオランザピンの併用は難治性統合失調症患者の臨床症状を有効に改善でき、患者の体重、レプチン、TC、Hcy、GFAPを下げ、患者のFA、NGFを増加させ、しかも糖、脂質代謝異常の発生リスクを増加せず、安全性が高い。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】