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J-GLOBAL ID:201802232283985009   整理番号:18A0153521

Mcl-1のアップレギュレーションは肝細胞癌細胞におけるJQ1誘発抗癌活性を阻害する【Powered by NICT】

Upregulation of Mcl-1 inhibits JQ1-triggered anticancer activity in hepatocellular carcinoma cells
著者 (30件):
資料名:
巻: 495  号:ページ: 2456-2461  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ブロモドメインおよび余分末端(BET)蛋白質阻害剤は有望な癌治療剤である。しかし,腫瘍細胞はしばしばBET阻害剤に対する耐性を生じ,その治療可能性を大きく制限した。肝細胞癌(HCC)細胞におけるBET阻害剤の耐性の基礎をなす機構を研究するために,ここではRNA配列解析によりBcl-2ファミリーメンバーの遺伝子発現に及ぼすBET阻害剤JQ1の影響を調べ,JQ1による急性処置はH CCLM3とBEL7402細胞株におけるMcl-1のアップレギュレーションを誘導することを見出した。JQ1誘発Mcl-1アップレギュレーションは,定量的逆転写ポリメラーゼ鎖反応およびウエスタンブロット解析により確認,mRNAと蛋白質レベルの両方であった。RNA干渉によるMcl-1の阻害は,複数のHCC細胞株においてJQ1誘発カスパーゼ-3活性化,ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼの開裂及びアポトーシス細胞死誘導を劇的に高めた。さらに,サイクリン依存性キナーゼ阻害剤と組み合わせたJQ1はMcl-1の発現を減少させ,H CCLM3とBEL7402細胞株における大量のアポトーシス細胞死を誘発することを毒性濃度でフラボピリドール。まとめると,これらのデータは,Mcl-1はHCC細胞におけるBET阻害剤耐性に対する主な貢献者であり,Mcl-1をダウンレギュレートできる薬の併用はヒトH CCの治療可能性を促進する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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