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J-GLOBAL ID：201802232298658362   整理番号：18A0348900

2005年8月の極端な洪水時におけるスイスの山岳河川における大きな木材加入過程と輸送量【Powered by NICT】

Large wood recruitment processes and transported volumes in Swiss mountain streams during the extreme flood of August 2005

著者 (5件)： Steeb Nicolas (Swiss Federal Research Institute WSL, Zuercherstrasse 111, 8903 Birmensdorf, Switzerland) ,  Rickenmann Dieter (Swiss Federal Research Institute WSL, Zuercherstrasse 111, 8903 Birmensdorf, Switzerland) ,  Badoux Alexandre (Swiss Federal Research Institute WSL, Zuercherstrasse 111, 8903 Birmensdorf, Switzerland) ,  Rickli Christian (Swiss Federal Research Institute WSL, Zuercherstrasse 111, 8903 Birmensdorf, Switzerland) ,  Waldner Peter (Swiss Federal Research Institute WSL, Zuercherstrasse 111, 8903 Birmensdorf, Switzerland)
資料名： Geomorphology  (Geomorphology)
巻： 279  ページ： 112-127  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0383A  ISSN： 0169-555X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2005年8月で発生した異常洪水事象は,スイスの歴史における最も費用のかかる(文書)自然災害事象であった。洪水は,影響を受けた地域に大きな木材(LW)の>69,000m~3の移動を伴っていた。その後知られている通り,その木材は損傷を悪化させるに重要な役割を果たし,主に橋と堰における流木集積のためである。本研究を募集し,輸送されたLWの量と空間的変動性を調べることにより,種々の流域における木材によるリスクを評価することを目的とした。LW量に関するデータは,現地調査,リモートセンシング技術(LiDAR),とGIS分析により取得され,その後に木材輸送物質収支の概念モデルに変換した。スイス山地河川の四箇所の研究貯水池に対して確立された,LW動員と沈着の空間的変動性を示した詳細な木材の予算と輸送図。パラメータ仮定に関していくつかの不確実性にもかかわらず,再構成された木材入力と観察された堆積体積の和は合理的に良く一致した。地すべりと土石流のような質量消耗は上流河川における支配的な動員過程であった。対照的に,横方向の河岸侵食からLW動員は山地河川の下部に顕著になった流域は約100km~2の大きさに達した。筆者らの解析によれば,再構成された全投入木材の約88%はイベント中の隣接地域から募集したことを生きている樹木からの起因していた。これは12%の平均枯れ木寄与,その大部分は洪水事象時の河道内枯れ木を同伴したと推定されたを意味している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 土石流 ,  不確実性 ,  *木材 ,  リモートセンシング ,  *洪水 ,  流域 ,  山地河川 ,  現地調査 ,  *スイス連邦 ,  貯水池 ,  *山岳 ,  物質収支 ,  河道 ,  再構成 ,  地滑り

著者キーワード (5件)： 大型木材 ,  山岳流 ,  木材輸送 ,  物質収支 ,  大洪水

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  流出解析  (DC07030N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 洪水 ,  スイス ,  山岳 ,  河川 ,  木材 ,  過程 ,  輸送量