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J-GLOBAL ID:201802232486664285   整理番号:18A0276432

埋没変成作用における方解石およびドロマイト間のMg同位体のリセット:地質温度計と海水プロキシとしてのMg同位体の展望【Powered by NICT】

Resetting of Mg isotopes between calcite and dolomite during burial metamorphism: Outlook of Mg isotopes as geothermometer and seawater proxy
著者 (8件):
資料名:
巻: 208  ページ: 24-40  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マグネシウム同位体は炭酸塩に記録された地質学的過程を研究するための新しいツールである。の遍在発生と鉱物と関連した大きなMg同位体分別のために,方解石は,Mg同位体地球化学の応用において大きな関心を集めている。しかし,埋没変成作用に対する炭酸塩鉱物(例えば,方解石およびドロマイト)の地質学的記録中のMg同位体の忠実度は制約に乏しいままである。ここで著者らは,中国東部のドロマイト化した中部三畳系Geshan炭酸塩セクションのMg同位体システマティクスに関する著者らの研究を報告した。マグネシウム同位体分析はSr C O同位体組成,主要及び微量元素の濃度及び岩石学的および鉱物学的特徴の分析によって補完された。複数の証拠は,一貫して炭酸塩鉱物の堆積後の続成作用は炭酸塩岩に起こることを示した。炭酸塩岩のマグネシウム同位体組成は,高いδ~26mgドロマイト端成分と低δ~26mg方解石端成分間の混合傾向を密接に,断面における試料位置,試料中のカルサイト/ドロマイト比に無関係であった。二端成分混合モデルを用いて測定したMg同位体データを適合させることにより,0.72‰の鉱物間Δ~26Mg_dolomite方解石分画が得られた。ドロマイトと方解石の実験的に導出されたMg同位体分別係数に基づいて,150 190°Cの温度は 0.72‰Δ~26Mg_dolomite方解石分画に対応していると計算された。このような温度範囲は局所的な層の埋没熱履歴と一致し,Mg同位体地質温度計の成功事例をもたらした。著者らの結果は,両方の方解石とドロマイトは,埋没変成作用中に再平衡化されたことを示し,Mgの同位体物質収支に基づいて,このシステムは,断面におけるドロマイトによる緩衝された。,埋没変成作用は,方解石のMg同位体比をリセットする可能性があり,方解石中のMg同位体組成は,熱履歴による炭酸塩岩の研究における注意して処理すべきである。対照的に,ドロマイトのMg同位体が高Mg含有量,高い熱力学的安定性を含む多くの性質に起因する堆積後リセットに対してあまり脆弱でなく,そして,ドロマイト中のMg同位体は,元の炭酸塩沈殿のためのよりロバストな記録計である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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同位体地質学 

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