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J-GLOBAL ID:201802232500086096   整理番号:18A1069670

ヒト歯根膜細胞に対するヒアルロン酸のin vitro効果【JST・京大機械翻訳】

In vitro effects of hyaluronic acid on human periodontal ligament cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 44  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7349A  ISSN: 1472-6831  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】ヒアルロン酸(HA)は,非外科的および外科的治療後の歯周創傷治癒に対して陽性効果を有することが報告されている。しかしながら,今日まで,ヒト歯根膜(PDL)細胞再生に対するHAの可能性を検討するために,いくつかの基礎的なin vitro研究が報告されている。したがって,本研究の目的は,in vitroでのPDL細胞適合性,増殖,および分化に及ぼすHAの影響を研究することであった。【方法】エーテル非架橋(HA_NCL)または架橋(HA_cl)HAを研究した。ヒトPDL細胞を7つの条件で播種した。(1)対照組織培養プラスチック(TCP)(2)HA_NCL(1:100)の希釈,(3)HA_NCL(1:10)の希釈,(5)HA_cl(1:10)の希釈,および(7)HA_clをTCP上に直接被覆した。次に,試料を生/死アッセイ,リアルタイムPCRを用いた炎症反応,及びMTSアッセイによるMMP2,IL-1及び細胞増殖に対するELISAを用いた細胞生存性について調べた。さらに,PDL細胞の骨形成能をアルカリ性ホスファターゼ(ALP)活性,コラーゲン1(COL1)およびオステオカルシン(OCN)免疫染色,alizレッド染色およびRunx2,COL1,ALPおよびOCNをコードする遺伝子に対するリアルタイムPCRにより評価した。【結果】HA_NCLとHA_clの両方は,培養条件にかかわらず,高いPDL細胞生存率(90%以上)を示した。さらに,MMP2およびIL-1発現を含む炎症誘発性サイトカインのmRNAおよび蛋白質レベルの有意差は観察されなかった。希釈されたHA_NCLとHA_clの両方は,3と5日目に制御されたTCPサンプルと比較して,細胞数を有意に増加させた。標準細胞増殖培地におけるHA_NCLとHA_clはALP染色,COL1免疫染色を有意に減少させ,対照試料と比較してRunx2,COL1,およびOCN mRNAレベルを含む初期骨形成分化を下方制御した。骨形成分化培地(ODM)を加えると,興味あることに,初期骨形成マーカーの発現は,COL1とALP発現のより高いレベルを示すことにより増加した;特にHA1:10希釈条件において。後期段階の骨形成マーカーは阻害された。結論:非架橋および架橋HAの両方は,高いPDL細胞生存率,増加した増殖および初期の骨形成分化を維持した。しかし,HAは初代ヒトPDL細胞の後期骨形成分化の有意な減少と一貫して関連していた。in vitroおよび動物研究は,歯周再生に及ぼすHAの影響をさらに特性化するために必要である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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口腔,食道  ,  歯の基礎医学  ,  細胞生理一般 
引用文献 (49件):
  • Semin Cell Dev Biol; Hyaluronan in morphogenesis; BP Toole; 12; 2; 2001; 79-87; 10.1006/scdb.2000.0244; CR1;
  • Crit Rev Oral Biol Med; The role of proteoglycans in hard and soft tissue repair; CN Bertolami, DV Messadi; 5; 3-4; 1994; 311-337; 10.1177/10454411940050030601; CR2;
  • J Appl Biomater Biomech; Effect of hyaluronan on calcification-nodule formation from human periodontal ligament cell culture; A Pilloni, L Rimondini, M Luca, GW Bernard; 1; 1; 2003; 84-90; CR3;
  • Wound Repair Regen; Functions of hyaluronan in wound repair; WY Chen, G Abatangelo; 7; 2; 1999; 79-89; 10.1046/j.1524-475X.1999.00079.x; CR4;
  • J Tissue Eng Regen Med; Investigating the importance of flow when utilizing hyaluronan scaffolds for tissue engineering; GC Donegan, JA Hunt, N Rhodes; 4; 2; 2010; 83-95; 10.1002/term.208; CR5;
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