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J-GLOBAL ID：201802232522730848   整理番号：18A0265722

生殖細胞におけるエピゲノムに及ぼすアルコールの影響:アルコール関連病理の遺伝における役割【Powered by NICT】

Alcohol effects on the epigenome in the germline: Role in the inheritance of alcohol-related pathology

著者 (2件)： Chastain Lucy G. (The Endocrine Program, Department of Animal Sciences, Rutgers, The State University of New Jersey, 67 Poultry Lane, New Brunswick, NJ 08901, USA) ,  Sarkar Dipak K. (The Endocrine Program, Department of Animal Sciences, Rutgers, The State University of New Jersey, 67 Poultry Lane, New Brunswick, NJ 08901, USA)
資料名： Alcohol  (Alcohol)
巻： 60  ページ： 53-66  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0931B  ISSN： 0741-8329  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過度のアルコール曝露は重大な健康影響を持ち,臨床および動物研究は,脳のような体細胞のエピゲノムにおけるディスラプションはアルコール関連病理の発生に重要な因子であることを示した,アルコール使用障害(AUD)および胎児性アルコールスペクトラム障害(FASDs)である。もアルコール関連健康問題は,ヒト集団における世代を超えて通過することが知られているが,この現象の完全な機構は現在不明である。動物モデルにおける最近の研究は,後成的因子が世代を超えてアルコール関連病理の透過の原因でもあることを示唆している。アルコール曝露は,曝露された雄動物の精子のエピゲノムにおける変化を誘導することが示されており,これらエピ変異は子孫に遺伝した。本論文では,生殖系列を通してアルコール関連病理の多世代と継代の後成的遺伝の証拠をレビューした。脳でも体細胞に及ぼすアルコール曝露の後成的影響に関する文献,AUDとFASDsへの寄与をレビューした。はこの分野における知識のギャップ,ヒト集団における臨床研究の欠如と雌生殖系列を介した後成的遺伝に関するデータの欠如などを指摘し,将来の研究方向を示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒト ,  動物 ,  体細胞 ,  *アルコール ,  精子 ,  *病理 ,  *生殖細胞 ,  エピジェネティクス
準シソーラス用語： DNAメチル化 ,  生殖系列 ,  動物モデル ,  健康問題 ,  胎児性アルコールスペクトラム障害 ,  健康影響 ,  *エピゲノム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 胎児アルコール ,  妊娠前アルコール ,  出生転帰 ,  子孫の不安行動 ,  子孫のストレス応答 ,  DNAメチル化 ,  生殖細胞系列伝達

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  生殖器官  (EJ15020P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 生殖細胞 ,  エピゲノム ,  アルコール ,  病理 ,  遺伝 ,  役割