文献

J-GLOBAL ID：201802232523345209   整理番号：18A1384203

新鮮なクワ(Morus alba var.multicaulis)の葉または人工飼料で飼育したカイコ(Bombyx mori)間の腸内微生物相の差異【JST・京大機械翻訳】

Differences in gut microbiota between silkworms (Bombyx mori) reared on fresh mulberry (Morus alba var. multicaulis) leaves or an artificial diet

著者 (10件)： Dong Hui-Ling (School of Biology and Basic Medical Sciences, Medical College, Soochow University, Suzhou 215123, China. [e-mail]) ,  Zhang Sheng-Xiang ,  Chen Zhuo-Hua ,  Tao Hui ,  Li Xue ,  Qiu Jian-Feng ,  Cui Wen-Zhao ,  Sima Yang-Hu ,  Cui Wei-Zheng ,  Xu Shi-Qing
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 46  ページ： 26188-26200  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カイコに対する人工餌料は多くの潜在的応用を有し,それらは養蚕において重要である。しかしながら,人工飼料で飼育されたカイコにおける弱い幼生と低い絹蛋白質合成効率の課題は解決されていない。ここでは,人工飼料上で飼育されたクワの葉と幼生で飼育された5齢幼虫の腸内微生物相の間の差異を分析するために,高処理シーケンシングを用いた。結果は,門レベルにおいて,藍藻類,Firmicutes,Proteobacteria,Bacteroidetes,およびActinobacteriaが,すべての菌株のカイコ幼生の腸における優勢細菌であることを示した。しかし,腸内微生物相における優勢細菌の豊度は,人工飼料で飼育されたカイコ系統と同様にクワ葉で飼育されたカイコ系統間で異なり,一方,腸内微生物多様性は人工飼料で飼育されたカイコ系統で低かった。宿主における腸内微生物相の機能の予測は,クワの葉で飼育されたカイコ系統間に有意差はなかったが,人工飼料で飼育されたカイコ系統の間には有意差があったことを示した。カイコ飼料をクワの葉から人工飼料に変えると,カイコの腸内微生物相の変化が宿主の栄養代謝と免疫抵抗性に影響した。これらの変化は,桑葉の長い進化史へのカイコの適応に関連している可能性がある。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 養蚕 ,  細菌 ,  タンパク質合成 ,  藍藻類 ,  絹 ,  代謝 ,  *腸内微生物 ,  幼虫 ,  *人工飼料
準シソーラス用語： 有意差 ,  菌株 ,  放線菌門 ,  バクテロイデス門 ,  プロテオバクテリア ,  Firmicutes , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 蚕の飼育法  (FD04030X)

タイトルに関連する用語 (8件)： クワ ,  Morus ,  葉 ,  人工飼料 ,  飼育 ,  カイコ ,  腸内微生物 ,  差異