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J-GLOBAL ID:201802232582839397   整理番号:18A0256296

チロシナーゼとマウスB16-F10黒色腫細胞上のマツタケの香り化合物の影響【Powered by NICT】

Effects of matsutake mushroom scent compounds on tyrosinase and murine B16-F10 melanoma cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 487  号:ページ: 840-846  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チロシナーゼが触媒するL-チロシン酸化はメラニン形成における重要な段階であり,化学療法または食品保存における問題である強いメラニン形成。アメリカマツタケTricholoma magnivelareの菌糸体と胞子嚢果から特性化成分のけい皮酸メチルは酵素及び細胞メラニン形成を阻害することを報告する。けい皮酸メチルはマッシュルームチロシナーゼ触媒L-チロシン酸化を阻害するが,l-3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン(l DOPA)の酸化は阻害されなかった。その後の細胞アッセイにおいて,けい皮酸メチルは細胞増殖に影響することなくマウスB16-F10黒色腫細胞のメラニン形成を有意に抑制した。しかし,けい皮酸メチルのジヒドロ誘導体,メチル3-フェニルプロピオナートはメラニン産生を持ち,エノン部分の二重結合が活性を誘発する重要なMichael反応受容体であることが示唆された。添加では,むしろ稀な塩素化ベンズアルデヒド誘導体,同じ源から単離した3,5-ジクロロ-4-メトキシベンズアルデヒドは強力な細胞毒性を示すことが分かった,塩素原子はチロシナーゼ阻害活性を低下させた増強細胞毒性であった。著者らの知見は,ケイ皮酸メチルは,天然源由来の新規なメラニン形成阻害剤であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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酵素一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  外皮一般  ,  細胞生理一般  ,  植物の生化学 
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