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J-GLOBAL ID:201802232748836147   整理番号:18A0569253

関節リウマチにおける可溶性TAM受容体チロシンキナーゼ:疾患活動性と骨破壊との相関【Powered by NICT】

Soluble TAM receptor tyrosine kinases in rheumatoid arthritis: correlation with disease activity and bone destruction
著者 (15件):
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巻: 192  号:ページ: 95-103  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0159B  ISSN: 0009-9104  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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TAM受容体チロシンキナーゼ(TAM RTK)は受容体チロシンキナーゼの役割は全身性エリテマトーデスのような自己免疫疾患における良く検討されてきたの亜科であるが,関節リウマチ(RA)におけるそれらの機能はほとんど知られていない。本研究では,RA患者における可溶性TAM受容体チロシンキナーゼ(sAxl/sMer/sTyro3)の役割を調べた。全306名のRA患者100変形性関節症(OA)患者および120人の健康な対照(HC)を本研究に登録した。sAxl/sMer/sTyro3の血清中濃度は酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)により測定し,それからsAxl/sMer/sTyro3レベル間の関係とRA患者の臨床的特徴を分析した。sTyro3はRA患者におけるin vitroでの破骨細胞分化を促進するかどうかを調べた。結果は,健常対照者(HC)と比較して,RA患者の血清中sTyro3レベルは顕著に上昇し,sMerレベルは有意に減少したが,sAxlレベルに及ぼすHCとRA患者の間で差はなかったことを示した。sTyro3レベルは白血球細胞(WBC),免疫グロブリン(Ig)M,リウマチ因子(RF),腫脹関節数,圧痛関節数,総鋭いスコアと関節侵食スコアと弱いが正に相関した。逆に,sMerレベルと上記の指標との間に有意な相関はなかった。さらに,高疾患活動性のRA患者はまた,より高いsTyro3レベルを示した。in vitro破骨細胞分化アッセイは酒石酸耐性酸性ホスファターゼ(TRAP)~+破骨細胞はsTyro3の存在下で有意に増加したことを示した。まとめると,著者らの研究は,血清sTyro3レベルは,RA患者において上昇し,疾患活動性および骨破壊,RAの病因の重要な関与者として役立つであろうと正に相関することを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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運動器系の基礎医学  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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