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J-GLOBAL ID:201802232748988635   整理番号:18A0128323

小児扁桃摘出術後の術後とう痛に対するケタミン鼻腔内および鼻腔内フェンタニルの鎮痛効果の実証【Powered by NICT】

Demonstration of analgesic effect of intranasal ketamine and intranasal fentanyl for postoperative pain after pediatric tonsillectomy
著者 (6件):
資料名:
巻: 104  ページ: 182-185  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1235A  ISSN: 0165-5876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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扁桃摘出術は最も古いと耳鼻咽喉科で最も一般に行われる手術手順の一つである。術後とう痛管理はまだ未解決の問題。本研究では,著者らの目的は,小児における扁桃摘出術後の術後疼痛緩和のための鼻腔内ケタミンおよび鼻腔内フェンタニルの有効性を実証することである。無作為化対照研究は,扁桃摘出術を受ける小児における鼻腔内ケタミンおよび鼻腔内フェンタニルの効果を評価するために行った。63人の子供で行った扁桃摘出術を三群に無作為化した。グループIは受けた:静脈内パラセタモール(10 mg/kg),II群は鼻腔内ケタミン(1.5mg/kgケタミン)を受け,グループIIIは鼻腔内フェンタニル(1.5 mcg/kg)を受けた。小児病院東部オンタリオ疼痛尺度(CHEOPS)とWilson鎮静スケールスコアは15 30 60分,2時間,6時間,術後12時間と24時間で記録した。患者は術後とう痛,悪夢,幻覚,おう気,おう吐,出血を評価するために手術後の日に面接調査を行った。鼻腔内ケタミンおよび鼻腔内フェンタニルは術後15 30 60分でCHEOPS(p<0.05)における2 6 12及び24時間で静脈内パラセタモール投与と比較して有意に強い鎮痛効果を提供した。鎮静効果は鼻腔内ケタミン投与群の三名の患者で観察された。このような鎮静作用をWilson鎮静尺度(p<0.05)における鼻腔内フェンタニル,静脈内パラセタモールを受けた群では見られなかった。認知障害,便秘,おう気,おう吐,出血はいずれのグループにおいても観察されなかった。本研究では,鼻腔内ケタミンおよび鼻腔内フェンタニルのいずれかであった小児扁桃摘出術後の術後鎮痛に対するパラセタモールより効果的であることを示した。鎮静効果は鼻腔内ケタミンの群の三人の患者で観察された。扁桃摘出術後の痛みに対するにおけるケタミンとにおけるフェンタニルの有効性に有意差はなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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耳鼻咽喉科の臨床医学一般 

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