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J-GLOBAL ID:201802232752406228   整理番号:18A1712196

肺動脈高血圧症の日本人患者におけるボセンタン誘発肝毒性の予測因子としてのCHST3およびCHST13多型【JST・京大機械翻訳】

CHST3 and CHST13 polymorphisms as predictors of bosentan-induced liver toxicity in Japanese patients with pulmonary arterial hypertension
著者 (18件):
資料名:
巻: 135  ページ: 259-264  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0326B  ISSN: 1043-6618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エンドセリン受容体アンタゴニスト,ボセンタンは,肺動脈高血圧(PAH)の治療のための第一選択薬として広く使用されている。加えて,ボセンタンは全身性硬化症に関連するデジタル潰瘍患者に対して承認される。肝機能障害はボセンタンの主要な副作用であり,治療の中止につながる可能性がある。本研究の目的は,ボセンタン誘導肝障害を予測するためのゲノムバイオマーカーを同定することであった。合計69人のPAH患者を本研究に募集した。Affimetrix DMET(薬物代謝酵素および輸送体)チップを用いた複数の薬物の吸収,分布,代謝および除去に関与する231の遺伝子における1936の一塩基多型(SNP)の探索的分析を行った。著者らは,Jonckhere-Terpstra傾向試験と多重ロジスティック解析を用いて,16のSNP(P<0.05)を抽出した。著者らは,2つの遺伝子,CHST3とCHST13において2つのSNPを同定し,それらはプロテオグリカンの硫酸化に関与しており,ボセンタンによって誘発された肝臓障害と有意に関連していた。2つのSNPと2つの非遺伝的因子を用いた受信者動作曲線(ROC)分析により,ボセンタン誘発肝障害(曲線下面積(AUC):0.89,感度:82.61%,特異性:86.05%)の予測モデルを構築した。2つのSNPは,肺動脈高血圧症を有する日本人患者におけるボセンタン誘発肝障害の潜在的予測マーカーとして同定された。これは,プロテオグリカンの硫酸化遺伝子を薬物誘発性肝機能障害に結びつける最初の薬理学的研究であり,ボセンタン治療の臨床的有害作用を頻繁に観察する。これらの結果は,薬物誘発性肝機能障害に対する新規な機構的洞察を提供すると同様に,PAH薬を個人化する方法を提供する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系疾患の薬物療法  ,  血管作用薬・降圧薬の臨床への応用 
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