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J-GLOBAL ID：201802232864470732   整理番号：18A1890228

世界の主要産油国と日本の輸入原油(第7回)イラク

著者 (1件)： 吉岡明子 (日本エネルギー経済研)
資料名： ペトロテック  (Petrotech)
巻： 41  号： 10  ページ： 803-809,753(2)  発行年： 2018年10月01日 
JST資料番号： S0836A  ISSN： 0386-2763  CODEN： PTRTD3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・世界4位の石油資源国であるイラクの石油産業の歴史と現状について解説。
・20世紀初頭のオイルメジャーとオスマン帝国の契約から石油産業が発足したが,メジャーの開発優先順位は低く生産量は10万BPD以下で停滞。
・1970年代の石油国有化以降には国有石油会社INOCによる開発努力により350万BPDに達したが,イラン・イラク戦争などの多発した戦乱のダメージから長年月にわたり生産量の低迷が持続。
・フセイン後は北部のクルド人自治区の独立性が強くなり,北部の油田やパイプラインの管理は困難化。
・2010年代に入って,国際石油会社の参加が進んで,産油量も450万BPDに増大し,南部の港から中国やインドなどのアジア地域に輸出。

シソーラス用語： *イラク共和国 ,  エネルギー資源 ,  *原油 ,  鉱床評価 ,  資源開発 ,  石油工業 ,  歴史 ,  国際市場 ,  採油 ,  戦争 ,  エネルギー経済

分類 (2件)： 石油工業一般  (YF01010F) ,  油田,ガス田;油,ガス資源  (UA01110V)

引用文献 (6件)：

• OPEC統計,(2018).
• 坂口安紀編,吉岡明子ほか著,発展途上国における石油産業の政治経済学的分析-資料集-,調査研究報告書,(2008)アジア経済研究所.
• Energy Times,2018年7月12日.
• PIW,2018年4月30日.
• 吉岡明子,国際政治,(174),83(2013).

タイトルに関連する用語 (6件)： 世界 ,  産油 ,  日本 ,  輸入 ,  原油 ,  イラク