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J-GLOBAL ID:201802232884801793   整理番号:18A1294414

NF-κBシグナル伝達経路を標的としたマイクロRNA-146aによるヒトナチュラルキラー細胞IFN-γ産生の調節【JST・京大機械翻訳】

Regulation of Human Natural Killer Cell IFN-γ Production by MicroRNA-146a via Targeting the NF-κB Signaling Pathway
著者 (15件):
資料名:
巻:ページ: 293  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ナチュラルキラー(NK)細胞は,悪性およびウイルスに対する宿主防御に重要な先天性リンパ球の1つのグループである。マイクロRNA(miRNA)はNK細胞を含む免疫細胞の応答の調節に重要な役割を果たす。蓄積する証拠は,miR-146aが免疫応答の調節に関与することを示唆する。しかし,miR-146aがNK細胞機能を調節する機構はほとんど知られていない。本研究では,miR-146aが本質的にNK細胞機能を調節することを見出した。miR-146aの強制過剰発現はIFN-γ産生を低下させたが,抗miR-146aによるmiR-146aのダウンレギュレーションはIL-12またはIL-12とIL-18による刺激によるヒトNK-92細胞系と初代ヒトNK細胞におけるIFN-γ産生を有意に増強した。機構的に,miR-92細胞で証明されるように,miR-146aが過剰発現された時にNF-κB p65リン酸化のダウンレギュレーションによりNF-κBを介したIFN-γ産生を調節した。しかし,抗miR-146aを過剰発現するとNF-κB p65リン酸化のアップレギュレーションが認められた。miR-146aは,NF-κBシグナル伝達経路の上流シグナル伝達成分,IRAK1とTRAF6を直接標的化した。この直接ターゲッティング機構は,上記の利得と損失関数アプローチを確認した。しかし,強力なIFN-γ産生サブセット,CD56~明るいNK細胞は,より低いIFN-γ産生サブセット,CD56~dim NK細胞より高いレベルのmiR-146aを発現した。IL-12およびIL-18の共刺激は,バルクNK細胞およびCD56~明るいサブセットにおけるmiR-146a発現を時間依存的に有意に増加させ,IFN-γ産生の増強と相関することも観察した。これらのデータから,miR-146aはヒトNK細胞によるIFN-γ産生において負の役割を果たし,このmiRNAはNK細胞のスーパー活性化及び過剰産生IFN-γの予防において重要であることを示唆した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  細胞生理一般 

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