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J-GLOBAL ID：201802232981491408   整理番号：18A1537042

ナノ銀と銀イオンの2種類の微細藻類に対する急性毒性効果【JST・京大機械翻訳】

Acute Toxic Effects of Silver Nanoparticles and Silver Ion on Two Microalgae

著者 (7件)： Yu Pengfei (農業部華南熱帯農業環境重点実験室,華南農業大学資源環境学院,广州510642) ,  Liu Hui (農業部華南熱帯農業環境重点実験室,華南農業大学資源環境学院,广州510642) ,  Mou Zhijian (農業部華南熱帯農業環境重点実験室,華南農業大学資源環境学院,广州510642) ,  Lu Zhixue (農業部華南熱帯農業環境重点実験室,華南農業大学資源環境学院,广州510642) ,  Li Huashou (農業部華南熱帯農業環境重点実験室,華南農業大学資源環境学院,广州510642) ,  Zhang Dinghuang (中山市農産品質量監督検測研究所,中山,528401) ,  He Hongzhi (農業部華南熱帯農業環境重点実験室,華南農業大学資源環境学院,广州510642)
資料名： Shengtai Duli Xuebao  (Shengtai Duli Xuebao)
巻： 12  号： 6  ページ： 188-198  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2720A  ISSN： 1673-5897  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 典型的微小藻類に対するAgNPsの急性毒性とメカニズムを調べるために,クエン酸ナトリウム還元法によりAgNPsを調製した。異なる濃度のAgNPsとAg+がMicrocystisaeruginosaとクロレラのクロロフィルa含有量,形態構造及びクロロフィル蛍光パラメータに与える影響を振とうフラスコ実験で評価した。実験結果を示した。通常のクロレラとMicrocystisaeruginosaに対するAgNPsの96h-EC50は,それぞれ1.113mgL-1と0.697mgL-1であった。Ag+の96h-EC50は,それぞれ0.106mgL-1と0.032mgL-1であった。走査電子顕微鏡(SEM)の結果,AgNPs処理は,通常のクロレラ細胞の表面にしわをもたらし,そして,細胞の変形は,内部へ陥没した。Microcystisaeruginosaの部分細胞の変形は不規則になり、一部の細胞外物質が現れ、細胞を接着させる。透過型電子顕微鏡観察により、高濃度のAg+処理は2種類の藻の細胞すべてに質壁の分離が発生し、一部の細胞は胞子に変わった。一方、AgNPs処理は普通のクロレラ細胞のタンパク質核を増加させ、タンパク質核とチラコイドの領域には明らかな連結通路がない。Microcystisaeruginosaの擬核区域は膨大であり、チラコイドと色素体は4週間に推進され、一部のチラコイドは断裂し、同時に、この藻は細胞外物質が細胞周囲にAgNPs粒子を吸着することを発見した。通常のクロレラに対して,0.6mg・L-1AgNPs処理後の細胞光系IIの最大光化学量子収率ΦP0はCKに対して有意差を示さなかったが,0であった。09mg・L-1Ag+処理はΦP0を顕著に増加させた。高濃度のAgNPsまたはAg+で処理したとき,ΦP0は有意に減少した。AgNPsは普通のクロレラ系IIの性能パラメータPI_Absに影響を及ぼさなかったが、異なる濃度のAg+処理はいずれもこのパラメーターを顕著に上昇させた。Microcystisaeruginosaに対して、2種類の毒物はいずれもΦP0を顕著に降下させたが、PI_Absは2種類の毒物の最高濃度処理時にのみ顕著に低下した。総合的に、AgNPsは2種類の藻に対する急性毒性はAg+より遥かに小さいが、両者のMicrocystisaeruginosaに対する毒性は普通のクロレラより大であった。AgNPsストレスは,2つの藻類のクロロフィルa含有量を有意に減少させ,2つの藻の形態的構造と光合成的生理において顕著な変化をもたらし,異なる程度の損傷をもたらした。しかし、Ag+の毒性効果には一定の差がある。吸収エネルギーフラックスを補償し、散逸エネルギーと分泌細胞外物質と結合するAg+は微小藻の2種類の重要な解毒メカニズムである。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 量子収量 ,  胞子 ,  クロロフィルa ,  チラコイド ,  光化学 ,  クロレラ ,  形態 ,  解毒 ,  タンパク質 ,  走査電子顕微鏡 ,  光合成 ,  *急性毒性
準シソーラス用語： EC50 ,  *微小藻類 ,  *銀ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： silver nanoparticles ,  silver ion ,  Chlorella vulgaris ,  Microcystis aeruginosa ,  acute toxicity

分類 (5件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  植物学一般  (EH01010R) ,  海藻類  (FH02040G)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ銀 ,  銀イオン ,  微細藻類 ,  毒性効果