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J-GLOBAL ID:201802233220540730   整理番号:18A0808250

大学院生による分野横断型イベント「学び合いカフェ」の実践~新潟大学における科学技術コミュニケーション活動の報告~

著者 (13件):
資料名:
号: 22  ページ: 17-32 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U1325A  ISSN: 1881-8390  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「学び合いカフェ」は新潟大学の大学院生有志により2015年に立ち上げられた科学技術コミュニケーション活動である。運営メンバーの専攻やイベントで取り扱う内容は理工系分野に留まらず,活動は分野横断型のものになっている。2016年末までに,新潟大学内で一般公開のイベントを12回開催した。本稿では,学び合いカフェの概要や実績についての実践報告を行う。その中では,学び合いカフェの存在意義や大学院生主体の科学技術コミュニケーション活動の意義を明らかにするために行ったアンケート調査の結果もまとめた。アンケート結果からは,参加者にとっての学び合いカフェは学生が行う様々な研究や活動を学べる機会であり,話題提供者および運営メンバーにとっての学び合いカフェは他分野の人々に自身の研究を紹介する場やイベントの企画・運営の経験を積む場として機能していることが分かった。加えて,学び合いカフェでの経験が携わった大学院生の意識を変え,現在の仕事や研究に影響を及ぼしていることもアンケート結果から示唆され,大学院生主体の科学技術コミュニケーション活動にはキャリア教育としての意義もあることが考えられた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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科学技術教育 
引用文献 (25件):
  • 飯島玲生・中川威・石田峰洋・鈴木竜太・中津壮人・橋本亮・矢引達教2010:「学生による横断的科学コミュニケーションの試み: 阪大学生有志団体Scienthrough を事例として」『科学技術コミュニケーション』7, 165-176.
  • 石田尚・善甫啓一・上道茜・松原悠・埴生孝慈・尾澤岬・天野千恵・榎田翼・佐藤翔・西浦ミナ子・赤瀬直子・三波千穂美・逸村裕・山田信博2012「筑波大学における「院生プレゼンバトル」の事例報告: 学園祭における科学コミュニケーション」『科学技術コミュニケーション』11, 63-73.
  • 角谷雄哉・佐藤良太・秋山茉莉花・松原悠・藤田佑樹・藤野未来・善甫啓一・田中みさよ・上道茜2014:「筑波大学における「プレゼンひろば」の事例報告: 総合大学における日常的な異分野コミュニケーション」 『科学技術コミュニケーション』16, 77-89.
  • 小林俊哉2016:「サイエンスコミュニケーションによる研究倫理教育の実践: 九州大学における取組み」『サイエンスコミュニケーション』5(1), 36-37.
  • 小林良彦・草野有紀・中野享香2017:「“新大Wits”による出前授業の実績とその教育効果」『サイエンスコミュニケーション』7(1), 37.
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