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J-GLOBAL ID:201802233250971183   整理番号:18A0661692

粉砕粒径と成型直径をスケール因子とするバイオ固形燃料の成型特性に及ぼす影響

Influence of Crushed Particle Size and Formed Diameter as Scale Factors on Molding Characteristics of Bio-Solid Fuel
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 57-63  発行年: 2018年03月20日 
JST資料番号: F0907C  ISSN: 2186-702X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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パリ合意は,2015年12月にCOP21の加盟国により承認された。同協定に適合するために,バイオマスは化石燃料の代替になることが求められている。その理由は,バイオマスが温室効果ガスの放出を削減し,産業革命後の世界の平均温度の上昇を2°C以内に抑えることができるからである。我々は,空気と液体の透過性を確保するために圧縮強度が必要とされる溶融炉で石炭コークスを代替するために,バイオコーク(BIC)と呼ばれるバイオマス固体燃料を開発した。材料の破砕サイズとBICスケールとの関係が圧縮強度に及ぼす影響については,ほとんど研究されていない。本研究では,日本のスギの破砕サイズが,異なる直径のBICの見掛け密度および圧縮強度に影響することを調べた。ヨハンソン型ペレット(JPE)を試験し,BICと比較した。その結果,JPEとBICは,その直径によらず,破砕サイズと見かけ密度との間に負の比例関係があることを示した。さらに,また,破砕サイズと圧縮強度との関係については,JPEは全直径に対し,破砕サイズ212~500μmで最小値を有し,BICは30mmと48mmの直径に対し,破砕サイズ2000~5000μmで最大値を有した。結論として,見かけ密度および圧縮強度は,JPEが破砕サイズや直径に依存しないが,一方,BICは直径に対して最適な破砕サイズを有した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料 
引用文献 (16件):
  • 環境省:国連気候変動枠組条約第21 回締約国会議(COP21)及び京都議定書第11 回締約国会合(COP/MOP11)の結果について( 和文)、http://climatechange.seesaa.net/article/431155383.html (2017/11/13 参照)
  • K. B. Tokarska, N. P. Gillett, A. J. Weaver, V. K. Arora, M. Eby: The climate response to five trillion tonnes of carbon, Nature Climate Change, 6( 2016)851-855.
  • 日本木質ペレット協会:木質ペレットの製造工程2、https://w-pellet.org/pellet-2/seizou2/( 2017/11/13 参照)
  • 井田民男、中西亜貴夫、大阪TLO:特許第4088933 号公報(2006) 74-388.
  • 窪田征弘、上坊和弥:コークス微視構造解析の進展、日本エネルギー学会誌、95-7(2016)548-556.
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