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J-GLOBAL ID:201802233295992942   整理番号:18A1295346

トランスクリプトーム及び定量的プロテオーム解析はカキCrassostrea gigasにおける血球の食細胞死への洞察を提供する【JST・京大機械翻訳】

Transcriptomic and Quantitative Proteomic Analyses Provide Insights Into the Phagocytic Killing of Hemocytes in the Oyster Crassostrea gigas
著者 (13件):
資料名:
巻:ページ: 1280  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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無脊椎動物が適応免疫系を欠いているので,それらは病原体を認識し,明らかにするためにそれらの自然免疫系に大きく依存する。食細胞は無脊椎動物の自然免疫において中心的な役割を果たすが,この殺菌の基礎となる分子機構は不明のままである。本研究において,太平洋カキCrassostrea gigasからのこの型の細胞を,FITC標識ラテックスビーズの食作用に基づく蛍光活性化細胞選別(FACS)により,本研究で効率的に分類した。トランスクリプトーム及び定量的プロテオーム解析により,一連の異なる発現遺伝子(DEG)及び食細胞に存在する蛋白質を明らかにした。本研究で同定された352の有意に高い発現蛋白質のうち,262の対応する遺伝子はトランスクリプトームにおいて同様に高く発現したが,205のうち140はプロテオーム内の発現蛋白質が転写的に低く発現していた。これらの有意に高い発現蛋白質の経路クロストークネットワーク分析により,食細胞は酸化還元及びリソソーム蛋白質分解過程を含む多数の抗菌関連生物学的過程において高度に活性化されることを明らかにした。オキシダーゼ,リソソームプロテアーゼ,および免疫受容体を含む多くのDEGも定量的PCRを用いて本研究で検証されたが,カテプシンLsと呼ばれる7つのリソソームシステインプロテアーゼは食細胞で有意に高く発現された。結果は,食細胞[平均蛍光強度(MFI):327±51]におけるカテプシンL蛋白質の発現レベルが非食細胞(MFI:83±26)より有意に高く(p<0.01),一方,カテプシンL蛋白質はこの過程の間,カキ血球において食細胞化Vibrio splendidusと共局在したことを示した。本研究の結果は,カキ食細胞が強力な酸化的殺菌と微生物分解能の両方を有することをまとめた。これらの知見は,C.gigas自然免疫の成分として血球食細胞食作用に対する重要な洞察を提供する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  遺伝子発現 

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