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J-GLOBAL ID：201802233390020981   整理番号：18A1645035

マングローブ堆積物におけるスルファメトキサゾールの嫌気性分解【JST・京大機械翻訳】

Anaerobic degradation of sulfamethoxazole in mangrove sediments

著者 (3件)： Yang Chu-Wen (Department of Microbiology, Soochow University, Taipei, Taiwan) ,  Tsai Li-Ling (Department of Microbiology, Soochow University, Taipei, Taiwan) ,  Chang Bea-Ven (Department of Microbiology, Soochow University, Taipei, Taiwan)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 643  ページ： 1446-1455  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マングローブ堆積物中のスルファメトキサゾール(SMX)の嫌気性分解に及ぼすスクロースと電子受容体の影響を調べた。3つのスルホンアミド,スルファメトキサゾール,スルファジアジンおよびスルファメタジンの中で,SMXのみがマングローブ堆積物中で完全に分解された。SMXの分解は,堆積物への蔗糖の添加によって強化された。SMXの分解速度はスクロースによるバイオリアクタ実験で増加した。電子受容体(ナトリウム水素カルボナート,硫酸ナトリウム,および硝酸ナトリウム)の添加はSMX分解をさらに強化できた。3つの異なる条件下での嫌気性SMX分解速度の順序は以下の通りであった。硫酸塩還元条件>メタン生成条件>硝酸塩還元条件。メタン生成菌,硫酸塩還元細菌および脱窒細菌の中で,それぞれ,Methanobus,DesulfromonasおよびThaueraが最も高い割合で見出された。Achromobacter,Brevundimonas,Delftia,Idiomarina,PseudomonasおよびRhodopiellulaは,堆積物におけるSMX分解の原因となる主要な細菌群集であった。全体として,16の細菌および古細菌属が,全てのメタン生成,硫酸塩還元および硝酸塩還元条件に対する嫌気性SMX分解を促進するコア微生物群集として同定された。本研究の結果は,マングローブ堆積物からSMXを除去するための実行可能な方法を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *嫌気性処理 ,  硝酸還元 ,  細菌 ,  バイオリアクタ ,  *嫌気性 ,  脱窒菌 ,  *マングローブ ,  スルホンアミド ,  メタン化 ,  *堆積物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  酸素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 細菌群集 ,  Thauera ,  硫酸塩還元 ,  分解速度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： スルファメトキサゾール ,  嫌気性分解 ,  マングローブ堆積物

分類 (2件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

物質索引 (1件)： スルファメトキサゾール

タイトルに関連する用語 (4件)： マングローブ ,  堆積物 ,  スルファメトキサゾール ,  嫌気性分解