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J-GLOBAL ID:201802233407249363   整理番号:18A1341949

集成材の繊維平行方向に埋め込まれたラグスクリューボルト接合部の引抜性能算定式の提案及び検証

PROPOSAL AND VERIFICATION OF CALCULATION METHOD FOR PULL-OUT PERFORMANCE ON LAGSCREWBOLT JOINT EMBEDDED IN PARALLEL TO THE GRAIN OF GLUED LAMINATED TIMBER
著者 (4件):
資料名:
巻: 83  号: 748  ページ: 847-857(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,集成材の繊維平行方向に埋め込まれたラグスクリューボルト(LSB)接合部における引抜性能の算定方法を提案する。算定式では,LSBとそれに沿った木材との間の境界領域のせん断応力分布と材料特性を別々に考慮する。これらの式は,過去の研究で提案されたLSB沿い境界領域のせん断応力分布関数から計算されたLSB沿い軸方向応力分布を用いて導く。これらの式は,実験成果を必要とせず,国土交通省の告示で規定される材料設計基準強度のような与えられた値のみを用いるため,実用的である。LSB接合部の降伏強さと最大強度についてのメカニズムを理論的に解明する。これらのメカニズムに基づいて導かれた,降伏強さと最大強度の予測式を数値解析により検証する。境界領域の靭性は最大強度に対する降伏強さの比に強く関係することが分かった。境界領域の靭性が乏しい場合,降伏強さは最大強度に等しい。靭性が十分な場合,境界区域が全域降伏(全塑性化)するときに最大強度に達した。これらの傾向を数値解析により確認した。過去の研究において,実験から得られた引抜弾性剛性は,実験と計算の間のLSB接合部の引抜変位の異なる定義のため,計算結果と一致しなかった。本論文では,LSBの先端における木材の位置とLSBの根元の位置との間の相対変位を,LSB接合部の引抜変位として定義した。この定義により,LSB接合部の引抜弾性変形は,LSBに沿った伸びと,LSBの先端位置における境界域のせん断変形との合計値であることを数値解析により,確認した。ここで導かれた式は,異なるタイプのLSB,木材種および埋め込み長さの下で行われた引抜試験によって検証された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
改良木材  ,  接合部  ,  木構造 
引用文献 (7件):
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