文献
J-GLOBAL ID:201802233438235999   整理番号:18A0699774

環境史の視点で切り拓く地平〈視点3:生物多様性と文化〉外来生物は「悪」ではなくて「害」である

Invasive alien species is not evil but harm
著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 39-45  発行年: 2018年03月24日 
JST資料番号: F2015A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生物多様性の重要性は20世紀後半から,多くの人々が認めるところとなり,そうした流れのなかで,外来生物問題の受容と対策の推進もこの20年間で急速に進んできた。一方で,外来生物対策への批判も散見されるようになっている。これらは誤解やミスリードに基づくものから,感情的なものまでいくつかの類型が見られる。特に外来生物を「悪ではない」,「罪はない」等,擬人的な比喩で外来生物を擁護する言説には,なかなか説得しがたい心情があるようだ。しかし,実害のある外来生物は,我々人類の生活の安定を守るための行為として,防除するものと捉えることが妥当であろう。また,外来生物問題は,普遍的な自然の価値とは何かを考える材料を提供するものであり,これからも考え,向き合っていく必要があるだろう。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生態系  ,  自然保護 
引用文献 (19件):
  • 池田清彦 2005『底抜けブラックバス大騒動』つり人社。
  • 池田清彦 2006「はじめに」DECO編『外来生物事典』東京書籍、3-8頁。
  • 川合禎次・川那部浩哉・水野信彦編 1980『日本の淡水生物-侵略と撹乱の生態学』東海大学出版会。
  • 環境省編 2015『レッドデータブック2015-日本の絶滅のおそれのある野生生物8植物I(維管束植物)』ぎょうせい。
  • 環境省自然環境局野生生物課 2014「平成25年度外来生物問題等認知度調査業務報告書」。
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る