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J-GLOBAL ID:201802233596050274   整理番号:18A1050842

北海道における春全量施肥を前提とした有機栽培タマネギの窒素施肥対応

Optimal rate of nitrogen fertilizer application for organic onion farming in Hokkaido
著者 (5件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 213-219  発行年: 2018年06月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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有機栽培タマネギの収量性向上を目的に,有機JASに準拠した広範な窒素肥沃度のほ場で窒素施肥試験を実施し以下の結果を得た。1)施肥窒素の全量を当年春に施肥する春全量施肥は,窒素施肥量の3分の2を前年秋に,残りの3分の1を当年春に施肥する春分施よりも有意に増収した。2)春全量施肥に窒素含有率40g kg-1以上の有機質資材を用いた場合,資材間に収量差はなかった。一方,窒素含有率20g kg-1前後の資材では有意に減収した。3)有機栽培タマネギの目標収量である44Mg ha-1を得るための窒素施肥量を,目標窒素吸収量から窒素無施用条件での窒素吸収量を差し引き,それを施肥窒素利用率で除することで算出した。その結果,標準的な窒素肥沃度(熱水抽出性窒素50~70mg kg-1)における窒素施肥量として140kg ha-1が適正で,窒素肥沃度の高低により窒素施肥量を40kg ha-1増減させる窒素施肥対応を構築した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (21件):
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