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J-GLOBAL ID:201802233596595007   整理番号:18A0274198

すずフッ化物歯磨剤の比較効果と多種バイオフィルムに及ぼすふっ化ナトリウム歯磨き【Powered by NICT】

Comparative effect of a stannous fluoride toothpaste and a sodium fluoride toothpaste on a multispecies biofilm
著者 (11件):
資料名:
巻: 74  ページ: 5-11  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0649B  ISSN: 0003-9969  CODEN: AOBIA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗バイオフィルム性質に及ぼす従来のナトリウムフッ化物含有歯磨剤と第一すずふっ化物含有歯磨剤の作用のモードを比較することを目的とした。Streptococcus mutans,Streptococcus sanguinisとPorphyromonas gingivalisから成る三種生物膜モデルは第一すずふっ化物を含む歯磨き(CPH),従来のナトリウムフッ化物含有歯磨剤(CCP)および陰性対照(PBS)の抗生物膜特性を比較するために確立した。48時間生物膜は5日間連続して1日2回試験剤治療の二分状態にさらした。クリスタルバイオレット染色とXTTアッセイを使用して,生物膜のバイオマスと実現可能性を評価した。生/死染色と細菌/細胞外多糖類(EPS)二重染色は,生物膜構造を可視化し,処理した生物膜の微生物/細胞外成分を定量化するために使用した。種特異的蛍光in situハイブリダイゼーションと定量的ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)は処理後の生物膜の微生物組成を分析するために使用した。生物膜のバイオマスと生存率はCPH歯磨剤治療後に有意に減少した。阻害効果は,生/死染色により確認した。三種生物膜のEPS量は,CCPとC PH処理により著しく低下し,CPH歯磨剤はEPS産生に対して著明な阻害を示した。より重要なことに,CPH歯磨剤はS.mutansとP.gingvalisを著しく抑制し,三種生物膜におけるS.sanguinisを濃縮した。全ての実験において,CPHは,CCP(p<0.05)よりも有意に大きな影響を持ち,CCPは,PBS(p<0.05)よりも大きな影響を及ぼした。すずふっ化物含有歯磨きは口腔微生物生物膜に対する優れた阻害効果を示しただけでなく,従来のナトリウムフッ化物含有歯磨剤と比較して多種生物膜内の微生物組成を調節することも可能であった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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微生物検査法  ,  微生物生理一般  ,  滅菌法 
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