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J-GLOBAL ID：201802233696476750   整理番号：18A2151714

正の感情状態を調節する神経化学機構を研究するツールとしてのラット50kHz超音波発声【JST・京大機械翻訳】

Rat 50-kHz ultrasonic vocalizations as a tool in studying neurochemical mechanisms that regulate positive emotional states

著者 (3件)： Simola Nicola (Department of Biomedical Sciences, Neuropsychopharmacology Division, University of Cagliari, Italy) ,  Simola Nicola (National Institute of Neuroscience (INN), University of Cagliari, Cagliari, Italy) ,  Brudzynski Stefan M. (Department of Psychology, Brock University, St. Catharines, ON, L3 3A1 Canada)
資料名： Journal of Neuroscience Methods  (Journal of Neuroscience Methods)
巻： 310  ページ： 33-44  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1129A  ISSN： 0165-0270  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 思春期および成体ラットは50kHzの超音波発声(USV)を行い,食欲不振と正の情動状態の存在をコミュニケーションさせる。その通信機能に基づいて,50kHz USVの排出は,感情的行動,動機づけおよび社会的行動の前臨床研究においてますます評価されている。50kHz USVの発光は,側坐核の殻亜領域におけるドーパミン受容体の活性化により開始される。しかしながら,いくつかの証拠は,非ドーパミン作動性受容体が,放出される50kHz USVの数,ならびに鳴声の音響パラメータに影響を及ぼす可能性があることを示している。50kHz USVの放出は,広範な訓練と複雑な動物操作を必要とせずに,報酬と動機付けを研究するために用いられる非侵襲的方法である。さらに,50kHz USVの放出は,単独または他の良く標準化された行動パラダイム(例えば,条件付け場所選択,自己管理)と組み合わせることができる。このレビューは,50kHz USVの発光を調節する分子機構に関する現在の証拠を要約する。さらに,本レビューでは,異なる神経伝達系が陽性情動状態の症状をどのように調節するか,また,精神病の前臨床モデル化におけるこのツールの使用を調べるための実験ツールとしての50kHz USVの有用性について議論する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 食欲 ,  思春期 ,  *ラット ,  精神病 ,  モデリング ,  側坐核 ,  コミュニケーション ,  食欲不振 ,  動機づけ ,  標準化 ,  成体 ,  神経伝達
準シソーラス用語： 非侵襲 ,  鳴き声 ,  *超音波発声 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 感情 ,  動物モデル ,  食欲状態 ,  感情 ,  動機づけ ,  受容体 ,  報酬

分類 (3件)： 発声・発音の生理  (EJ14000M) ,  個生態学  (EE03020H) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 感情状態 ,  調節 ,  神経化学 ,  研究 ,  ツール ,  ラット ,  超音波発声