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J-GLOBAL ID:201802233701032799   整理番号:18A0781176

生後皮質におけるOtx2ホメオ蛋白質のゲノムワイド標的分析【JST・京大機械翻訳】

Genome-Wide Target Analyses of Otx2 Homeoprotein in Postnatal Cortex
著者 (11件):
資料名:
巻: 11  ページ: 307  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7087A  ISSN: 1662-453X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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若年脳は,ニューロン回路が経験により再モデル化されるユニークな時間窓または臨界周期を有する。実装証拠は,人間認識の様々な神経発達障害における神経回路再配線の重要性を示す。著者らは以前に,脳形成に必須のOtx2ホメオ蛋白質が,マウス視覚皮質における重要な期間を活性化するためにパルブアルブミン陽性介在ニューロン(PV細胞)の出生後成熟の間に再捕されることを示した。皮質Otx2は,重要な期間を調節することが知られている唯一の介在ニューロンに富む転写因子であるが,その下流の標的は不明のままである。ここでは,ChIP-seq(クロマチン免疫沈降配列決定)を用いて,幼若マウス皮質におけるOtx2の全ゲノム結合部位を同定し,介在ニューロン特異的RNA-seqをOtx2依存性トランスクリプトームを探索するために用いた。Otx2結合遺伝子は,統合失調症および臨界期のようなヒト疾患と関連していた。これらの遺伝子の中で,転写,シグナル伝達及びミトコンドリア機能に関与するニューロン因子の発現は,Otx2欠損介在ニューロンにおいて中程度及び広く影響を受けた。胚における報告された結合部位と対照的に,K_V3.1のようなカリウムイオン輸送体をコードする遺伝子は,若い皮質特異的結合部位を有し,Otx2がPV細胞成熟時の速いスパイク特性の調節に関与していることを示唆した。さらに,酸化抵抗性-1(Oxr1)の転写産物はOtx2結合部位を有し,Otx2欠損介在ニューロンにおいて顕著にダウンレギュレートされた。従って,Otx2の重要な役割は,急速にスパイクするPV細胞における酸化ストレスの増加から細胞を保護する可能性がある。これらの結果は,Otx2標的の協調発現がPV細胞成熟を促進し,神経可塑性と疾患におけるその機能を維持することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
視覚  ,  発生と分化 

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